「宮国、左足首捻挫も軽傷 キャンプイン支障なし」

 スポーツ報知、HPの記事の見出しである。


 スポーツ選手なのだから、多少の怪我はつきものだろうし、ましてや軽傷。特に記事にする必要も無い。


 しかし、それが記事になる。読売グループのスポーツ報知とは言え、一軍登板なしの投手をだ。


 それだけ、ファンの注目を集めている、期待を背負っているんだということを宮国投手は自覚してほしい。


 本人はようやっと次年度に大学2年生になる年齢。いろいろなものがプレッシャーになるとは思うが、それがプロなのだから。


 


 さて、この宮国投手にはファンもそうだが、当然のごとく首脳陣も期待をよせている。川口コーチが「2012年度のオープン戦は宮国を中心に回したい」と言った記事を目にした人も多いだろう。


 確かに、高卒エース級の投手は、2年目で結果を残す選手は多い。ダルビッシュや涌井は2年目に飛躍したし、巨人においても桑田・槇原も同様だ。


 


 これはきちんと確かめたわけではないが、こういった例はやはり例外と考えるべきではないだろうか。単純に考えて大学2年生である。


 実際、宮国は昨シーズンはずいぶん大事に使われてきた。シーズン前半は体力づくり。6月にプロアマ交流戦で初登板も、イースタンでは4試合で19回しか投げていない。


 ファンの立場としては、平岡や條辺といった悪夢が頭をよぎる。どうか大事に育ててあげて欲しい。

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