
今シーズン限りで巨人を退団する選手たち(野手編)
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修
2011年08月03日 16:34 visibility3084
まだ、シーズンは60試合以上残っていますが・・・
現実的には、3位滑り込みでCS出場か?4位でギリギリCS出場を逃すか?
(最下位・横浜と5位候補の広島の選手層がどうみても薄い為)の2択と見ています。
開幕から81試合を経ても1試合平均2点打線の球団史上最弱の貧打が続く
巨人打線に今季シーズンオフに未だかつてない”大手術”が行われるのも
間違いないでしょう。
まず、不動の4番レフト・ラミレスの処遇。
うーん・・・ラミレスは、やっぱり”ヤクルト時代の髭ゲッツ”が一番似合う。
巨人だと、やっぱり”他球団の外国人強奪”のイメージが強いなあ。
ラミレスは、2年10億円ともいわれる契約が終了となる今シーズンオフ。
統一球の影響に年齢による衰えも加わってか?
昨シーズン49本塁打で二冠王になった長打力は鳴りを潜めて
今シーズンは、75試合 打率・264 12本塁打 42打点。
このまま行くと・・・138試合 打率・264 21本塁打 75打点 。
後半戦、多少盛り返したとしても、打率・280 24本塁打くらいでしょうか。
レフトの壊滅的な守備や打者走者両面から併殺打を呼ぶ走塁を考えると
V晩や統一球導入、5億円という年俸を考えても
今シーズンをもっての退団濃厚という週刊誌の記事は
あながち眉唾物とは言い切れないと思います。
次に、V晩の一番の原因である3番ファースト(サード)・小笠原。
うーん・・・小笠原も”日本ハムの髭ガッツ”が一番カッコイイなあ。
髭なしと巨人のユニフォームは今いち似合っていない気がする。
小笠原の今シーズンは、62試合 打率・214 1本塁打 11打点。
(シーズン終了時の成績予想は無意味なのでやめておきます)
最大の問題点は、2年8億6000万円の契約は来シーズンまで残っている点。
ラミレス以上に統一球と年齢による衰えが顕著に出てしまっていて
おそらく昨年までのような打撃の復活はもうないでしょう。
しかし、巨人移籍以来、
4年連続で打率・300 30本塁打 90打点(移籍1年目だけ88打点)をコンスタントに残し、不動の3番サードとして安定した成績を残してきてくれた貢献度や
まだ1年契約が残っている(年俸4億3000万円)という事実からも
来シーズン開幕から交流戦終了くらいまでは
優先的に7番もしくは8番ファーストでスタメン起用をしなければならないのが
現実だと思います。
3番目がその他のベテラン高額年俸選手の粛清。
筆頭は、もちろん谷。
今シーズンは、48試合 打率・228 0本塁打 3打点。
何よりも代打の切り札として得点圏打率・130は致命的で
学年で言うと39歳の選手たちと同期の年齢からくる衰えと
昨シーズンオフに1億4000万円での”怒りの契約更改”をしたという
谷本人以外は、まだまだ高額過ぎる!!年俸面からも
今シーズンを持って退団は間違いないと思います。
他に今シーズン途中にトレードで加入した高橋信二。
今シーズンは、12試合 打率・077 0本塁打 0打点。
8000万円と言われる年俸の大幅ダウン(4000万円でも高過ぎる!!)で
同義的に残留させる可能性が高いとは思いますが
V晩による”血の粛清”を行うのであれば・・・
これ以上、復活の余地がない高橋信二の退団は致し方ないと思います。
さらに、新外国人のライアルとフィールズ。
どちらも打率・200 0本塁打の統一球の元では”パワーなき外人”
チームにとっては、打てないばかりか?若手の出番すら奪ってしまう
”害人”に年俸8000円×2人分での残留は誰が見てもないでしょう。
サヨナライアル・・・(苦笑)
永遠に語り継がれるであろうこの言葉を僕らは忘れない・・・(笑)
そして、一番の大物。
巨人の3番として5番として14年間活躍してきた高橋由。
いやあ・・・由伸はカッコ良かったなあ。
慶応大学時代から巨人入団2年目の”神ノブ”といわれた鎖骨を折るまでの
松井秀喜を超える打者になると思わせた神がかり的な天才ぶり。
見た目も成績も2004年のアテネ五輪までは、無冠の帝王という所以外は
文句の付け所がなく・・・
現在、長野の打席が一番楽しみである私も
実は2008年までは、高橋由を一番応援していました。
高橋由の今シーズンは、41試合 打率・286 5本塁打 11打点。
怪我さえなければ・・・統一球にも順応できていますし
まだまだやれると言いたいところですが・・・
上記の成績が示しているように
2004年のアテネ五輪後に怪我で離脱してからの成績は・・・
2007年に1年限定で打率・308 35本塁打 88打点で復活したの以外は
巨人の外野のレギュラーとしては寂しい限りの数字であり
腰痛という致命的な持病を抱えてしまっている現状と
年俸4億円(出来高5000万円)というコストパフォーマンスを考えても
過去のV9の栄光を晩節に汚してしまった柴田勲や堀内、
某大阪のライバル球団でチームに迷惑をかけ続けている兄貴のように
晩節を汚すことなく・・・
王や長嶋、原といったかつての巨人軍の4番や
若手に道を譲ると引退した斎藤雅樹や木村拓也のように
綺麗に惜しまれる形で引退してほしいというのが個人的な思いです。
まあ、巨人打線の現状を考えると
長野と坂本と阿部のこれからの巨人の主軸を除くと
まともに打てるのは高橋由しかいないという事実も一方であるわけで・・・
現実的には、監督候補として年俸微減での単年契約での
残留が落とし所でしょうか。
他に育成からは、籾山、伊集院、谷内田あたりが切られるかもしれません。
二軍にいる支配下選手からは、トレード放出を含めて
脇谷、松本、矢野、実松、円谷、仲澤、隠善。
このうち、実績のある脇谷、松本、矢野、隠善あたりは他球団からも
トレードの需要があると思いますので
ロッテ・工藤のように出番を与えるという意味でもトレードは
積極的に行って”飼い殺し”を少しでも減らして欲しいと思っています。
次回は、投手陣の退団予想と2011年のドラフト指名予想(希望)に
FA・トレードの予想をしていきたいと思います。
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