2010年・巨人のドラフトについて〜その1

  • 2010年10月09日 22:40 visibility507



沢村の意中球団は巨人―。MAX157キロを誇るアマ球界最速右腕の中大・沢村拓一投手(22)が、巨人入りを熱望していることが7日、分かった。
先発完投型の即戦力右腕に対しては、巨人も28日に行われるドラフト会議で、最上位候補として高評価。“ジャイアンツ愛”にあふれた剛腕を、未来の巨人を背負って立つ逸材の一番手として、絞り込みを進めていく。(報知新聞より)

2008年の大田、2009年の長野に続いて、2010年の澤村も
巨人以外は、入団拒否の姿勢を匂わせておいてのドラフト1位指名となりそうです。

大田の時は、ドラフト当日まで、巨人、ソフトバンク、中日、楽天の最低4球団による抽選になると予想されていましたが・・・

巨人以外はプロ入り拒否して東海大学へ進学の可能性が高い点と
将来性のある素材型として即戦力にはならないという点から、
中日と楽天が1位指名を回避。

結果的に巨人、ソフトバンクの2球団に絞りこむ事に成功した巨人が今まで只の一度もクジを引き当てたことのない
”原監督の東海大愛”が執念を発揮して
久々の競合ドラフト1位の獲得に成功しました。

その大田、現在は、宮崎のフェニックスリーグで引き続き、
軸回転打法に挑戦中。

私は、フェニックスリーグ⇒秋季キャンプ⇒自主トレ⇒春季キャンプで大田が急成長して来シーズンこそ、
空席になっているサードのレギュラーを獲得してくれる事を願っていますが・・・

現実的には、もう1年イースタンリーグで軸回転打法の完成と
サード守備の向上に力を注ぎ
筒香に逆転負けを許した本塁打王と打点王を獲得して、
シーズン後半に一軍定着するのが
大田にとっての一番最短ルートかな?って気がしています。

次に、今年の新人王間違いなしの長野。
昨日は、9回表にクルーンが狂ウンになって同点に追いつかれたせいで巨人ファンの多くから”言われなき戦犯扱い”を受けています。

あの場面で監督なりコーチが”真ん中より高めの球以外は絶対打つな!”と指令を出していれば
間違いなく押し出し四球でサヨナラ勝ちになっていたでしょう。

長野の選球眼の悪さや”俺が俺が”の性分による
本人の一番駄目なところが出て、非難されるのは仕方がないと思います。

ただ、長野が三振しても・・・
まだ2死満塁で脇谷がいたわけですから
脇谷が打てばよかっただけの話です。

いや、クルーンが同点に追いつかれていなければ
長野も脇谷も打席にたつことすらなかったわけですから・・・
戦犯探しをしていても意味がないと思います。

巨人ファンの今シーズン最大級の期待を裏切った長野が
CSで得意の阪神戦、相性の良い甲子園球場で汚名返上すれば良いだけの話。

問題は、元々長野をよく思っていない原監督が
昨日の凡退をきっかけにまた長野をスタメンから外し続ける愚行に出ないかという心配だけだと思います。

その長野も22歳の時に日ハムのドラフト4位指名を拒否、
24歳の時にロッテの2位指名を拒否、
25歳の昨年ようやく巨人の単独1位指名を受けて入団となりました。

実は、24歳の時も阪神からドラフト1位指名の連絡を受けていたそうです。
本人は、巨人以外に地元のソフトバンクか伝統ある阪神なら入団せざるえないと話していたとか
阪神がドラフト1位で長野を指名してくれないで良かったです。

そして、今年のドラフト会議。
清武球団代表は、本日付で澤村君が優秀な投手であることは
他のどの球団よりも知り尽くしているが・・・
まだ1位指名については決めていないとコメントしたとのこと。

中大の澤村投手。
早大の斎藤投手、大石投手、福井投手。
仏大の大野投手。
法大の加賀美投手。
東京ガスの榎田投手。

上記の選手からドラフト1位指名をする球団がほとんどで
競合は、澤村、斎藤、大石の3人のみになる事が濃厚と思われます。

ろくに指名挨拶もできていない早大の3人の指名は、
ないとは言えませんが
中央大学との結びつきや巨人という球団自体の背の高い速球派右腕大好き病を考えると

2010年・ドラフト会議・・・
第一回選択希望選手・・・読売 澤村拓一 投手 中央大学

重複指名が予想される日ハムとの抽選を勝ち抜き、
原監督から背番号18のユニフォームを
手渡されるシーンが思い浮かびます(笑)

昨年までは、MAX157キロという球が速いと言う売り文句だけで
奪三振が取れず、勝てない投手・・・
第二の野間口、一場、大場になるのは間違いないと
正直、微妙な投手だと思っていましたが

脇腹痛から復活してからの澤村は・・・
非公式ながらMAX159キロも記録して
戦国東都大学リーグで奪三振の山、完封勝利と
間違いなく”本物の投手”に進化したようです。

東野、内海、浅井、藤井に次ぐ先発ローテ5人目からスタートして
上原以来の新人20勝は、大げさとしても
来年、即15勝を挙げて・・・山口(坂本)、松本、長野に続く
4年連続新人王の可能性を
大いに秘めたスーパーエース候補のドラフト1位指名を心から望んでいます。





































































































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