
巨人二軍 9/1 ロッテ戦 千葉マリン
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修
2010年09月01日 17:22 visibility106
巨人5vs4ロッテで逃げ切りました。
先発の斎藤が8回4安打4失点ながらも7回までは1失点に抑えて
ここ数試合、安定した投球と長いイニングを投げ続けているのには評価できます。
身長や球速など素材として考えると
高身長で角度のある同期の笠原の方がエース格になれる可能性を感じますが
来年あたりに先に一軍で活躍する可能性が高いのは斎藤かもしれません。
一方、打線の方で気になったことは・・・
橋本がバントの構えからバスターをするような打撃フォームに変わっていたこと。
以前から状況によっては、バントの仕草をしながら打っていたことはありましたが
今日の試合は、私が見た打席は全打席でバントの構えから打っていました。
172センチと小柄で、シーズン通して20本、30本打つような中長距離打者になるには
ちょっと厳しいかなと全盛期の大村や巨人OBの清水のような短中距離打者?
打率・300 10本〜15本のバッターに育ってくれれば良いと思っていましたが
ここ最近の試合でのホームラン量産や長年、二軍を観察されている舎人さんの
橋本への高い評価の影響を受けてか?
私の中でも橋本に対する評価が、大村や清水からヤクルトの青木のような
打率・300〜333 20本〜25本くらい打てる中距離打者になれるのではないかと
期待が大きくなってきていました。
それだけにバントの構えからバスターをするような変則な打撃フォームは
松本のような俊足好打の小兵タイプの選手が行うのなら賛成できるのですが・・・
もっと大きな選手に育ってほしい橋本には奇を狙ったような打撃フォームではなく
もっとオーソドックスで正統な打撃フォームにしてもらいたいと思ってしまいました。
他には、中井の打撃フォームがロッテの里崎をさらに大きくしたような
バットを斜めに構えてフラフラと大きく揺らしながらオープンスタンスで構える打撃フォームに
なっていましたが・・・
これは橋本とは違った意味で変則的な打撃フォームですが
5月頃に原監督に指導された脇をガッチリと締めて、腕を耳の辺りでガッチリ固定して打つ
巨人OBの福井敬二のような”絶対打てそうにない打撃フォーム”よりは
少なくとも打てそうな雰囲気は感じてきますし
実際、ここ10試合連続安打と結果もそこそこ出てきていますので
そう悲観したものでは、ないかなと思いました。
ただ、以前の日記にも書いたのですが
パワー不足なのか?ボールにしっかりと力が伝わっていないのか?
フェンス近くで失速してホームランにならない事が多い点と
先週のジャイアンツ球場のG+中継と今日の千葉マリンを見て感じたのは
バットが下から出ていて、甘いコースの直球のもバットが空を切ったり
引っ掛けてショートゴロになることが多く
まだまだバットの軌道が遠回りしているのかなと感じました。
他に藤村ですが・・・
また怪我をしたようで、今日の試合でも参加メンバーから外れています。
若手5人衆の中で、最も一軍に近く、一軍レギュラー獲得のチャンスも限りなく近い位置まで
成長してきていたように感じていただけに残念です。
長期離脱では、ないようですが
もうまもなく、今シーズンは終了してしまいます。
私は、中井・藤村の2選手に関しては、高卒4年目を迎える来年が野球人生のターニングポイントに
なると思っています。
高卒4年目の来シーズン、二軍で圧倒的な成績を残すか?一軍でレギュラーもしくは準レギュラーになるくらいの活躍ができなければ・・・
過去の中長距離打者の高卒1年目から4年目の成績を見ても
少なくとも中井が将来、巨人の4番に座ることはないでしょう。
藤村は、俊足巧打の小兵タイプなので中長距離打者タイプの中井よりも
年数的な猶予は、あると思いますが・・・
同じような1番打者タイプの元西武の松井やソフトバンクの川崎やロッテの西岡を見ても
球界を代表するような1番バッターの多くが早期に一軍レギュラーを獲得しているのも
また事実ですので、じっくりと大器晩成などとは言わずに
来年、最低限、一軍定着できるくらいの活躍を期待したいところです。
さて、我らがヒーロー・大田君(20歳)ですが・・・
打撃フォームは、少し重心を低くしていたりと以前よりも打てそうな構えになってきています。
ただ、外角低めのボールには、変化球も直球もバットにボールが当たらず
相変わらず、スンヨプのような”バレリーナクルリ”の三振をしていました。
あとキャンプ初期の紅白戦のような引っ掛けてショートゴロやサードゴロを打つシーンが多く
ヒットを打っても三遊間をゴロで転がるような安打や内野安打がメインになるのではと
いった印象です。
とはいえ、2ヶ月振りのホームランを打ってから2本塁打していますので
シーズン開幕時の岡崎監督のノルマである”ファームで20本塁打”だけは
達成できそうです。
正直、筒香とのホームラン王、打点王争いに勝つのはもう無理だろうと諦めていますが
筒香がT岡田のように来年開幕から一軍で活躍するなら
大田は岩本のように来年後半戦から打率・250 10本塁打くらいの活躍ができればと
期待しています。
T岡田(昨年ウエスタンで21本塁打で1位)
⇒打率・285 31本塁打 83打点
岩本 (昨年ウエスタンで14本塁打で2位)
⇒打率・265 14本塁打 29打点
中田 (昨年イースタンで30本塁打で1位)
⇒打率・279 ※9本塁打 17打点
筒香 (今年イースタンで21本塁打で1位)
⇒???
大田 (今年イースタンで19本塁打で2位)
⇒???
※筒香、大田は、残り14試合、16試合残しています。
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