
巨人・大田に待望の”一軍第1号本塁打”・・・大田は開幕8番サードを奪えるのか?
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修
2011年02月23日 15:54 visibility229
昨日のオリックスとの練習試合。
巨人の将来の4番候補と期待されながら、
一軍レベルの試合では1本のヒットも打ったことがなかった
大田泰示に遂に待望の”一軍第1号本塁打”が飛び出しました。
残念ながら生観戦も生中継も見ることができず・・・
夜のスポーツニュースをはしごして大田の本塁打を確認したのですが
良かった点と悪かった点が思いつきました。
まず、悪い点としては、大田にとって唯一打てる高めの直球で急速も130キロ代と
対戦投手のレベルが一軍級とは必ずしも言えない点。
一方、良い点としては、右打者が右方向へ本塁打すると良くほめられますが・・・
去年までの大田は、ライトへ本塁打していた時は、
単純に振り遅れたのがたまたまライト方向へぎりぎり本塁打になったりと
その後の調子がいまひとつ上がらないケースが多かったのですが
レフト方向へ思いっきり引っ張って痛烈な弾丸ライナーや高い放物線を描いた
飛距離のある本塁打を放った時は、その後しばらく本塁打量産につながるケースが多く
昨日の本塁打もそれに該当するのではという期待がある点です。
大田は、どうしてもメンタルに左右されやすく、守備で一つエラーが出ると
そのまま打撃にも悪影響を及ぼしてしまい・・・
三振すると猫背になりながらガックリと肩を落としてベンチに引き上げてくるなど
若者らしい”はつらつさ”に欠ける点がありました。
逆に一軍で成功している坂本や長野、まだ二軍で燻ってはいますが中井などは
エラーしようが三振しようがチャンスを潰そうが・・・
やっちゃった事は仕方ないだろ?後で打てば良いんだろ?くらいの開き直りというか
飄々とした、時に逆キレしてるかの表情をしていて、気の強さが伺えますし
実際、坂本と長野はエラーすると高い確率でその試合で本塁打やタイムリーを
放って自分のミスを帳消しにしています。
大田は、おそらく坂本や長野のように”気が強く、前向きな性格”ではないと思いますが
きっと自分自身がある程度の結果を出して、所属団体(チーム)である程度の
地位(レギュラー)に達することができれば・・・
今度は、自分より年下や格下の選手を自信を持ってひっぱっていける
キャプテンタイプというか良い意味でのお山の大将タイプなのだと思います。
会社などでも恐い先輩や性格のキツイお局にいびられているときは、ミスを連発しますが
自分がある程度、仕事を覚えていくに連れて結果を出して
いつの間にか、先輩やお局を追い越してしまい
会社の中心人物になっている社員というのは、多く存在します。
オフの自主練習でも先輩選手に誘われない(誘えない)大田は
こういったタイプの性格特性を持っているような気がしてなりません。
ただ、逆に言えば一度、結果を残して自信を持てば、
それをきっかけに大きく飛躍していく選手・・・
それが大田であると信じて、今後も大田を応援していきたいと思います。
ちなみに個人的な予想としては、今の大田には開幕8サードレギュラーは無理でしょう。
現実問題として、新外国人のライアルは最低5球団と一巡するまでは
スタメンで起用するでしょうし・・・
何よりも原監督の亀井優先の姿勢は今年も変わらないからです。
大田は、オープン戦で最低3本塁打すれば開幕一軍で一塁・三塁の控えとして
一軍に残しながら英才教育されていくでしょう。
オープン戦で5本塁打以上(チームの本塁打王)するような事があれば
全ての状況が覆って、開幕サード(ファースト)レギュラーに
一気に上り詰めるかもしれません。
もし、大田がこの先オープン戦で大した結果を残せずに
開幕二軍スタートとなったとしてもファンには長い目で見守ってもらいたい。
チームにとっては、良いことではありませんが・・・
現実問題として、ライアルと亀井が共倒れする可能性は高く・・・
夏までに二軍で本塁打量産と安定した守備力を見せていれば
今シーズン中に大田がサード(ファースト)のレギュラーになる可能性は
決して、0ではありませんから。
その大田を刺激する為にも、ライバル中井の早期復活にも期待します。
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