甲子園レジェンズ

この姿が戻ってくるのです。

夏の高校野球まであと1か月。

みなさんもいろいろなところで情報を得られたかと思いますが、

記念イベントで過去の大会で名勝負を演じた選手を招き、歴史を振り返るそうです。

そして、その選手は高校時代のユニフォームを着るそうです。

10年前のジャニーズJr.のイベントより数段GoodJobだと思います。


このイベントに坂東英二さんも登場されるそうで、

私としてはこの人はバラエティタレントとしてのイメージしかないのですが、

おは朝木曜日のコメンテーターで幾度となく話を聞くたびに

すごい人なんだなぁ・・・と感じることしばし。

そのひとつが、夏の大会通算83奪三振で、いまだにその記録は破られていないってこと。

以前日記に書いたhttp://baseballsns.jp/member/10079/diary/50240/

週刊「甲子園の夏」の創刊号に坂東さんと王監督の対談記事が載ってたんですが、

まあ、昔の高校野球のすごさにびっくりしました。

特に、坂東さんの話（徳島商）は今じゃ考えられない。

本人曰く「野球が嫌で嫌でたまらなかった。僕が最後まで残ったのは家が貧しくて

野球をやっていれば学費が免除されていたからですよ。」

学費免除のことは、近年いろいろ問題視されていますが、

どんなにすごい経験をされたかは、甲子園の夏、創刊号（清原選手が表紙）を読んでください。


その坂東さん、最後に

「僕にとって高校野球というと、まず苦しさがよみがえってくるけど、

ひとつだけ素晴らしいなと思うことがあるんです。

それは、才能がなくても努力したぶん、報われるということです」

それをうけて王さん

「その通りだね。プロではそういうわけにはいかない。

実際、僕はプロに入って2週間でピッチャーをクビになったけど

高校野球では優勝ピッチャーになれたんだから。」