嗚呼、頼もしき新人たち

13日は春季教育ﾘｰｸﾞ最後の試合でした、結局この教育ﾘｰｸﾞには3日の対横浜(六回裏から)、8日の対ﾛｯﾃ、13日の対西武の計3試合に行きました。(我ながら暇な奴です)

暇にかまけて13日の試合で印象に残った選手を挙げていきたいと思います。


小山雄輝
ｽﾄﾚｰﾄの最速が139ｷﾛと少し迫力不足でした。また実際芯に捉えられる当たりも多く、点を取られなかったのが不思議なくらいです。
それでもﾌｫｰｸの落ちが良く5三振奪うなど光るところもありました、ｽﾄﾚｰﾄの力が増せば(戻れば？)かなり魅力的な投手になるのですがね。

金刃憲人
変化球がｷﾚていて直球にもなかなか力がありました、それだけに教育ﾘｰｸﾞの2ｲﾆﾝｸﾞくらいﾋﾞｼｯと抑えてくれよと思いました。
開幕1軍の切符を渡すには説得力に欠ける内容で、星野大立が四球連発からの自滅でﾁｬﾝｽが回って来る感じではないでしょうか。
1軍の中継ぎ左腕争いが高い位置でのﾄﾞﾝｸﾞﾘの背競べになってほしいですね。

田原誠次
緩急を巧く使い1ｲﾆﾝｸﾞをﾊﾟｰﾌｪｸﾄ2奪三振の好投でした。
特に左ﾊﾞｯﾀｰ斉藤の場面では、2-2からｷｬｯﾁｬｰ中谷の要求通り内角に力のあるｽﾄﾚｰﾄを投げこみ見事空振り三振に仕留めました。
8日の試合でも四球でﾗﾝﾅｰを1人出すものの、続くﾊﾞｯﾀｰを簡単に併殺打に仕留め1ｲﾆﾝｸﾞを無難に抑え好印象でした。(四球も最後の1球が高めに外れた以外極端なﾎﾞｰﾙはありませんでした)
この日の最速は小山と同じ139ｷﾛでしたが、何故だか力があるように感じました。右のｻｲﾄﾞﾊﾝﾄﾞから放たれるｽﾄﾚｰﾄには胸元を突く度胸もあり、変化球の緩急も相まって実戦向きな投手かも知れません。

一岡竜司
この日はﾋﾟｯﾁｬｰ古川の作った一死二塁の場面からの登板でした。前回は三者三振ﾃﾞﾋﾞｭｰでしたので、得点圏にﾗﾝﾅｰを背負ったところを見れて正直ﾗｯｷｰと思いました。
0対0の緊迫した投手戦で、1本のﾋｯﾄも許されない場面でしたが「よいしょ！」と一声ｱｯｻﾘとｻｰﾄﾞｺﾞﾛを2つ打たせてﾋﾟﾝﾁを切り抜けます、ｲﾆﾝｸﾞ跨ぎの九回も危なげなく3人で抑えてくれました。
一岡が良いのは常にｽﾄﾗｲｸ先行なところでしょうか、力強い速球でﾌｧｰﾙを打たせあっと言う間に追い込んでしまいます。
今後先発をやるのかは不明ですが、個人的には1年間2軍の守護神として見てみたいです。まだｾｰﾌﾞの付く場面で投げていないので適正は分かりませんが期待したいと思います。
一岡が投げ終わった時に客席から「いいぞ、一岡！」の声が聞こえました、ﾊﾟﾜﾌﾟﾛ風に言うなら人気○を最初から持ってますね、ﾌｧﾝの心を掴みやすいﾀｲﾌﾟです。


あと全体的に打撃陣は貧打ですね、福元が2安打と頑張っていましたから仲澤か高口と入れ替えで1軍に呼ばるかも知れませんね。
中井と大二郎も強い当たりはありましたが、いま1軍に呼ばれても結果を残せるか少し不安になってしまいます。


…早く和作に帰って来て欲しい。