バルセロナ、バイエルンの逆襲しのぎ決勝進出~欧州CL準決勝第2戦
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キテル広
2015年05月13日 12:39 visibility215
サッカー欧州チャンピオンズリーグ2014-15(UEFA Champions League 2014-15)は12日、準決勝第2戦が行われ、FCバルセロナは2-3でバイエルン・ミュンヘンに敗れながらも、2試合合計スコア5-3で決勝に進出した。
ネイマールが前半に2得点を記録したバルセロナは、敵地アリアンツ・アレーナ・スタジアムでバイエルンに敗れたが、決勝に生き残り、バルセロナはこれでチャンピオンズリーグ、優勝目前のスペイン1部リーグ、そして30日にアスレティック・ビルバオとの決勝を控えているスペイン国王杯の3冠達成に可能性を残している。
バルセロナは通算5度目となるミュンヘンでの試合で勝利を収めることはできなかったものの、チームを率いるルイス・エンリケ監督は、「決勝進出は素晴らしい成果だ」とコメントした。
「向こうが攻めるしかなくなったので、われわれもリスクを負うことになった。バイエルンは、特に後半は非常にフィジカルの状態が良くて、本気で逆転を目指してきた」
「選手たちのパフォーマンスにはとても満足している。チーム全体が突破にふさわしかったし、みんな決勝進出を喜ばなくてはならない」
一方、ジョゼップ・グアルディオラ監督が指揮を執るバイエルンは、バルセロナの無敗を18試合で終わらせたものの、2シーズン連続の準決勝敗退となった。バイエルンは6日に行われたバルセロナの本拠地カンプ・ノウ・スタジアムでの第1戦を0-3で落としており、逆転突破に向けてほとんど不可能に近い任務が課されていたようにみえた。
しかし、試合開始から7分でメディ・ベナティアがノーマークでヘディングシュートを決め、バイエルンはかすかな希望の光をともした。ところがバルセロナもその後、ルイス・スアレスのお膳立てからネイマールが2得点を挙げて逆転に成功し、決勝進出はほぼ疑いのないものとなった。
後半に奮起したバイエルンは、ロベルト・レバンドフスキとトーマス・ミュラーのゴールで再度逆転し、試合には勝利したが、決勝に駒を進めたのはバルセロナだった。6月6日にベルリンで行われる決勝で、バルセロナはライバルのレアル・マドリードかユベントスと対戦する。
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