川崎フロンターレの新外国人、エウシーニョはリース会社から貸りているようなもの?

  • taki
    2015年01月05日 14:24 visibility1399

川崎フロンターレが、新外国人選手としてエウシーニョという選手を獲得したようです。

ポジションは右サイドバックとのこと。
田中が退団するので、入れ替わりのような感じになるのでしょうか。

フロンターレのHPではアメリカ・ミネイロというブラジルのクラブから移籍と書いてありました。
アメリカ・ミネイロは、ブラジルのセリエBに所属するチーム。

ただしアメリカ・ミネイロはあくまでローン移籍での所属。

もとはトンベンセというセリエD所属の選手のようです。

このトンベンセというクラブは、wikipediaの情報によると

『ブラジルのサッカー関係の会社の投資によって成り立っているクラブで、所属選手の多くはこのクラブで試合に出ることなくそのままヨーロッパやブラジルの他
のクラブなどにレンタルで出ている。従来の育成クラブと違い、初めから投資目的で選手をレンタルに出している点が特徴的である。そのような意味ではクラブ
としてのもっともらしい実体がないクラブと言える』

という記述があります。

エウシーニョの経歴を見ると、2012年にトンベンセに入団。

そして2012年にフィゲイレンセFCへローン移籍。2013年にヴァスコ・ダ・ガマにローン移籍。2013-2014年にアメリカ・ミネイロへ移籍しているようです。

そして今回のフロンターレへもローン移籍です。

いわばフロンターレは、ローン移籍専門のクラブの選手を借りたという感じでしょうか。
こう考えると、リース会社から商品を借りたという感じにも見えます。

因みに、フィゲレインセはセリエAに所属。ヴァスコ・ダ・ガマではセリエAでプレーしていたもののその年にセリエBに降格しました。

そして、アメリカ・ミネイロはセリエBのクラブ。

こういった背景を考えると、セリエAでは結果を出せず、セリエBでもプレー。
このままだとセリエBレベルで留まってしまう可能性もあるので、それならば日本で成功して稼ぎたいというハングリー精神を持っているかもしれません。

果たしてエウシーニョは日本で活躍し、大金を得ることができるでしょうか?

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