ウェールズ代表監督のトシャックが辞任

  • taki
    2010年09月09日 20:17 visibility123

先週から始まったEUROの予選の初戦で、
ウェールズ代表はモンテネグロ代表と対戦し、1-0で惜しくも敗れてしまったわけですが、
その数日後、ジョン・トシャック監督が辞任する意向が明らかになったようです。

来月行われる予選2試合の指揮をとるかはわからないようですが、
ウェールズサッカー協会は、現在後任探しをしているとのこと。

果たして後任監督として誰が就任するのでしょうか?

ウェールズ代表の監督候補としてよく名前が挙がっているのが、
元ウェールズ代表で、マンチェスター・ユナイテッドで活躍しているライアン・ギグスです。

トシャックが監督をする前は、マーク・ヒューズという、
同じくウェールズ代表、マンUで活躍した人が監督をしていたわけですが、
それと同じことをやろうと考えているのかもしれませんね。

ギグスはまだ現役ではないか!という人も多いと思いますが、
実はヒューズもウェールズ代表監督に就任したときは、まだ現役としてプレーしており、
選手兼任監督としてウェールズを率いていたので、
彼も同じような道を歩んで欲しいというのが、ウェールズサッカー協会の考えだと思います。

ただ、メディアの報道によると、ギグス本人はこれを断る意向のようです。
彼自身、将来的にはウェールズ代表の監督をやりたいと思ってはいるものの、
しばらくは現役に集中したいからというのが理由のようです。

なのでおそらく、彼がウェールズを指揮することは、しばらくないと思います。

ギグスは人気選手なので、もし彼が代表監督に就任したら、
世間では、ウェールズ代表へ関心をもつ人も増えてくれる気がするのですが、
どうやらそれはまだまだ先のようですね・・・

ギグスの就任はないとして、メディアで名前が挙がっているのは、
現在Uー21ウェールズ代表監督のブライアン・フリン、
フルハムやレアル・ソシエダで監督をつとめたことのあるクリス・コールマン、
かつて清水エスパルスでプレーしたことがあるというマーク・ボーウェン、
現在、ウェールズの新聞でコラム書いているという、ジョン・ハートソンなど

いずれにせよ、ウェールズ人のみ候補に挙がっているようです。
伝統的にウェールズ代表は外国人監督というのを就任させたことがなく、
というよりも、おそらく経済的な問題から、
外国人監督を招集させることができないのが現状だと思うので、
おそらく上記のなかから監督が選ばれるような気がします。
(過去に一度だけ、イングランド人が監督に就任したようですが、
同じイギリスなので、やはり外国人監督の経験はなしといってよいでしょう)

初戦に敗れて悔しい状況であり、更に監督の後任探しをしなければならないという、
結構大変な状態にあるウェールズ代表ですが、
果たして新たな監督の下でチームが復活し、
史上初のEURO出場は叶うのでしょうか?

まずは、後任監督探しに注目です!

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