2015年3月28日(土) イースタンリーグ ヤクルト対日本ハム(神宮球場)


奥村のことが気になってドームではなく神宮球場まで来てみました。現在の一軍よりも他球団の二軍戦の方が変な思い入れがなく、楽しく野球を楽しめる気がします。

日本ハム 
(8)浅間(6)渡邊(D)大野(3)鵜久森(2)大嶋(9)松本(7)佐藤賢(5)高濱(4)森本(P)上沢 
ヤクルト 
(4)奥村(8)比屋根(6)西浦(3)武内(9)松井(D)田中雅(5)谷内(7)原(2)星野(P)新垣 

一回表 
浅間:カウント0-1からレフトフライ(142キロS、真ん中内より141キロ) 
渡邊:カウント2-2から空振り三振(110キロB、126キロB、143キロF、143キロF、外角145キロ) 
大野:カウント0-2からセンター前ヒット(139キロS、112キロSw、真ん中外より133キロ) 
鵜久森:フルカウントからサードゴロ(120キロS、B、121キロB、122キロB、141キロF、低め123キロ)
大野残塁、一回表終了 

一回裏 
奥村:フルカウントから空振り三振(99キロB、134キロB、111キロF、132キロB、139キロF、124キロF、外角128キロ) 
比屋根:カウント0-1から背中に死球(137キロF、139キロ) 
西浦の打席で比屋根が二盗死 
西浦:カウント2-2からサードゴロ(123キロB、137キロB、123キロS、111キロSw、外角135キロ) 
一回終了 

二回表 
大嶋:カウント1-2からセカンドゴロ(143キロF、139キロF、146キロB、内角145キロ) 
松本:カウント1-1からレフト前ヒット(113キロB、145キロS、真ん中147キロ) 
佐藤賢:カウント2-1から左中間二塁打(143キロB、142キロSw、144キロB、低め143キロ) 
一死二三塁 
高濱:ストレートの四球(124キロB、123キロB、117キロB、内角145キロ) 
一死満塁 
森本:カウント2-2から空振り三振(120キロB、122キロB、143キロSw、140キロS、アウトロー140キロ) 
浅間:カウント2-1からライトフライ(121キロB、118キロS、141キロB、内角141キロ) 
三者残塁、二回表終了 

浅間はチャンスで球が良く見えている感じでしたが、やや差し込まれてしまいましたね。ただ紙一重だったと思います。

二回裏 
武内:カウント1-2からレフト前ヒット(108キロS、127キロS、139キロB、内角134キロ) 
松井:カウント0-1からサードゴロ(S、外角135キロ) 
田中雅:カウント1-1からショートゴロ併殺打(118キロS、135キロB、外角124キロ) 
二回終了 

三回表 
渡邊:カウント2-1からショート内野安打(121キロS、122キロB、123キロB、低め144キロ) 
大野:カウント2-0からショートゴロ進塁打(110キロB、134キロB、内角140キロ) 
一死二塁 
鵜久森:カウント0-1からライトフライ(124キロS、高め134キロ) 
大嶋:カウント1-2からショートゴロ(134キロSw、134キロSw、134キロF、145キロB、外角134キロ、足が遅い) 
渡邊残塁、三回表終了

三回裏 
谷内:カウント1-2からライトフライ(138キロS、137キロB、126キロS、内角134キロ) 
原:カウント1-2からサードエラー出塁(135キロS、125キロB、137キロF、低め126キロ、高濱が合わせられず) 
星野:初球捕犠打(134キロ) 
二死二塁 
奥村の打席で暴投 
二死三塁 
奥村:フルカウントから四球(127キロB、124キロB、137キロF、127キロF、136キロB、低め143キロ) 
二死一三塁 
比屋根:カウント2-1からショートゴロ(126キロB、135キロF、127キロB、真ん中127キロ) 
二者残塁、三回終了 

上沢は昨年一軍で8勝を挙げたり、かなり実力派の好投手の印象でしたが、今日はなんだかもっさりとした感じで、あまり良い投手に思えません。

四回表 
松本:カウント3-1から四球(118キロB、106キロS、116キロB、137キロF、116キロB、内角120キロ) 
佐藤賢:カウント2-0からレフトフライ(120キロB、138キロB、真ん中145キロ) 
高濱の打席で松本が二盗死 
高濱:カウント3-1から四球(143キロB、124キロB、114キロB、142キロS、内角145キロ) 
森本:フルカウントからセカンドフライ(113キロB、137キロB、129キロB、S、137キロS、外角134キロ) 
四回表終了 

四回裏 
西浦:初球投ゴロ(真ん中139キロ、犠打失敗) 
武内:カウント0-1からレフトフライ(139キロS、内角136キロ) 
松井:カウント2-0からレフトフライ(128キロB、136キロB、内角132キロ) 
三者凡退、四回終了

五回表 
浅間:空振り三球三振(136キロS、143キロF、低め134キロ) 
渡邊:カウント1-1からショートゴロ(144キロF、144キロB、外角144キロ) 
大野:カウント0-2からセンターライナー(S、144キロS、138キロS、外角144キロ) 
三者凡退、五回表終了 

五回裏、投手齋藤勝 
田中雅:フルカウントからライトフライ(118キロB、135キロS、134キロF、118キロB、134キロF、132キロB、外角133キロ) 
谷内:カウント3-1から四球(120キロB、131キロB、125キロB、S、内角ストレート) 
原:カウント1-2から空振り三振(S、119キロF、119キロB、120キロF、低め116キロ) 
星野:カウント3-1からセンター前ヒット(135キロB、135キロF、118キロB、136キロB、真ん中134キロ) 
奥村:フルカウントから四球(119キロB、119キロS、134キロB、132キロB、134キロF、外角135キロ) 
二死満塁 
比屋根:カウント2-1からレフトオーバー先制満塁本塁打(B、B、真ん中やや高め137キロ)、4対0 
西浦:カウント1-2から空振り三振(131キロS、118キロS、116キロB、真ん中やや外より136キロ) 
五回終了 

奥村を見に来たことがこの日一番の動機だったのですが、まさか3四球とは…
それにしても小兵比屋根の満塁本塁打は意外!

六回表、投手児山 
鵜久森:初球レフト線二塁打(高め139キロ) 
大嶋:フルカウントからセカンドゴロ進塁打(139キロS、139キロB、140キロF、136キロF、91キロB、137キロF、119キロF、140キロB、142キロ) 
一死三塁 
松本:カウント0-2からファーストファールフライ(141キロF、140キロF、外角120キロ) 
佐藤賢:カウント2-0から詰まったレフト前タイムリーヒット(140キロB、136キロB、外角138キロ)、4対1 
高濱:カウント1-0からショートゴロ(98キロB、低め136キロ) 
佐藤賢残塁、六回表終了 

六回裏、投手増渕 
武内:カウント2-1からセカンドゴロ(136キロB、140キロS、134キロB、真ん中130キロ) 
田中雅:カウント1-1からファーストゴロ(108キロB、95キロF、外角110キロ) 
谷内:初球ショートゴロ(外角139キロ) 
三者凡退、六回終了 

七回表 
森本:カウント3-1からセンター前ヒット(B、B、126キロB、135キロS、真ん中137キロ) 
浅間:カウント1-2から空振り三振(138キロS、114キロB、95キロF、内角136キロ) 
渡邊:カウント2-0からレフトオーバー本塁打(115キロB、134キロB、真ん中135キロ)、4対3 
大野:カウント1-1からセンター前ヒット(94キロS、120キロB、真ん中96キロ) 
投手交代児山→土肥 
鵜久森:カウント1-0からレフトオーバー逆転本塁打(124キロB、外角137キロ)、4対5 
大嶋:カウント1-0から左中間本塁打(B、真ん中外より136キロ)、4対6 
松本:カウント2-0からショートゴロ(122キロB、124キロB、外角134キロ) 
佐藤賢:ストレートの四球(B、124キロB、133キロB、低め132キロ) 
高濱:カウント2-0からサードゴロ(106キロB、124キロB、外角100キロ) 
佐藤残塁、七回表終了

七回表、投手河野 
谷内:カウント0-2から空振り三振(136キロS、120キロS、137キロF、120キロF、131キロ) 
原:フルカウントから見逃し三振(133キロB、B、130キロB、130キロB、132キロS、127キロF、122キロF、外角137キロ) 
星野:カウント0-1からセンター前ヒット(120キロS、真ん中138キロ) 
奥村:カウント1-1からサードベースに当たるレフト前ヒット(134キロB、136キロF、外角131キロ) 
二死一二塁 
比屋根:カウント1-1からショートゴロ(115キロF、116キロB、内角112キロ) 
二者残塁、七回終了 

やっと奥村のヒットが見られました(^^)

八回表、投手木谷 
森本:フルカウントからショートゴロ(140キロB、B、134キロB、137キロB、136キロF、内角139キロ) 
浅間:カウント1-2からレフト前ヒット(124キロF、B、124キロS、130キロF、高め134キロ) 
渡邊の打席で浅間が二盗死 
渡邊:カウント2-2から空振り三振(B、139キロSw、134キロB、134キロF、内角128キロ) 
八回表終了

八回裏、投手石井 
西村:カウント1-1からセンターフライ(139キロB、F、内角126キロ) 
武内:カウント0-1からライトオーバー二塁打(136キロS、高め138キロ) 
松井:カウント1-0から投ゴロ(134キロB、低め116キロ)→武内が飛び出し二三塁間で挟殺死 
田中雅:カウント1-1からライトフライ(S、138キロB、高め123キロ) 
松井残塁、八回終了

九回表 
代打佐藤正:カウント1-2から空振り三振(139キロSw、139キロS、137キロB、低め130キロ) 
鵜久森:初球レフトオーバー本塁打(真ん中108キロ)、4対7 
大嶋:カウント0-2からショートゴロ(S、130キロSw、外角130キロ) 
松本:カウント0-1からサードゴロ(139キロS、低め122キロ) 
九回表終了

九回裏、投手白村 
谷内:初球センター前ヒット(真ん中143キロ) 
原:カウント2-2から見逃し三振(145キロF、145キロB、145キロB、147キロSw、外角146キロ) 
星野:カウント1-1から左中間二塁打(126キロB、147キロF、高め134キロ) 
一死二三塁 
奥村:カウント1-1からセカンドゴロ(151キロS、150キロB、真ん中内より140キロ)、5対7 
二死三塁 
比屋根:カウント2-2からセカンドフライ(126キロS、147キロF、140キロB、135キロB、高め91キロ) 
星野残塁、試合終了、5対7で日本ハムの勝利
勝ち投手増渕、セーブ白村、負け投手土肥

白村はピンチを迎え、奥村との対戦になった途端にギアがチェンジされたようです。しかし、奥村もなかなか良い当りのゴロを放ちました。この先もう少しスイングが速くなれば、奥村のセカンドゴロはライト前ヒットになるでしょう。

今日は巨人のファームの試合もなく、気分転換とカメラの練習を兼ねて神宮までやって来たのですが、試合展開も、両軍の選手たちのプレーもそれぞれ面白く、来て良かったと思えるものでした。

それにしても日本ハムの選手たちのスイングの力強さたるや凄いものがあります。昨年はまだ物足りなかった渡邊のスイングなど、見違えるほどのものになっていました。守備型というよりも打撃型で勝負できる選手になれると思いました。

巨人の選手も今年は昨年に比べれば打撃で勢いがありますが、どうしても巨人の場合、一軍と隔絶されている感があり、閉塞感を感じます。あれほど打っている隠善よりも、オープン戦で6本(打率.200)しか打っていない金城が一軍で使われている。オープン戦で11本打っている橋本よりも優先起用されているのを見ると、FAで取った手前使わないといけない事情を感じてしまいます。このように気を遣わなくてはいけないベテランが多いことで、本来一軍で試されるべき、抜擢されるべき選手たちがファームで埋もれて行ってしまうということが、巨人の大きな問題でしょうね。

チームというものは選手の個の集合体だとすれば、形はどうであれ、最もスケールの大きいものになります。しかし、まずチームの形があり、それに選手たちを嵌め込もうとすれば、形は良くなってもスケールは小さいものになってしまうのです。若手選手たちが伸び悩み、本来豪快だった村田のような選手が巨人の野球に染まるにつれて小じんまりとしてくるのです。大田じゃなくて筒香だったら何て声がありましたが、おそらく筒香は巨人では今頃ファームでこすぶっていた気がします。逆に大田は横浜で中軸を打っていたかも。それくらい環境による影響は大きいと思う。岡本を取ったということはチーム内のどこかに危機感があることは確か。だから、時として個をとことん追求させチーム事情による形を求めない選手を認める必要があると認識して欲しい。この先のチーム作りを考える上で留意すべき重要なことです。

そんなことをヤクルトと日本ハムの試合を見ながら考えたのでした。

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