
ゴールデンウィークの奥秩父・乾徳山
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kuroamekoaji
2016年05月02日 03:38 visibility979
今年のゴールデンウィークはどこにしようか・・
何十年も山登りを趣味としてきている私ですが、
この時期になるといつも頭を悩まします。
あまり高い山に行くと装備が心配だし、
低い山ではやや物足りないし。
2,500mクラスは間違いなくアイスバーンがあるだろうから、
それ以下標高の面白そうな山に行こう。
そんな感じで今年は奥秩父の乾徳山を選んだのでした。
4月28日の夜遅くに自宅を出発し、中央道を一路山梨へ。
夜中に塩山インターを降り、
「道の駅まきおか」で車中泊をします。
6時過ぎに起床し、出発点の大平高原へ。
ここはかつて牧場が営まれていたらしい牧歌的なところです。
ロッジのおばあさんに駐車料金800円を払い、いざ出発です。
牧草地帯をしばらく歩くと登山口があり、
そこから白樺や低灌木の登山道をひたすら登ります。
1時間20分ほど登って行くと、急に視界が開けます。
草原のような傾斜地に「月見岩」という 大きな岩があり、
ここで休憩を取ります。
富士山が雲の間から見え始めました。
10分ほど休むとまた登り始めます。
40分ほど登ると、岩場が現れます。
鎖がしっかりとしているので、怖さはありません。
幾つか鎖場を抜けると「鳳岩」という最後の難所に着きます。
カンテ状の岩場を豪快に登って行きます。
晴れた空にグングンと高度を上げて行く爽快感はたまらなく気持ちいい!
登り切った所が乾徳山の山頂でした。
甲府盆地の向こうに、雲からすっかり姿を現した富士山が見えました。
金峰山や甲武信岳といった奥秩父の山々はもちろん、
白峰三山、鳳凰三山などの南アルプスの山々もきれいに見る事が出来ました。
下山は一旦、水のタル側に進み新道を使います。
ニングルが出てきそうな原生林を進みます。
岩場の連続から一転、森の散歩道・・
高原ロッジ(避難小屋)で休憩を取り、
車の置いてある大平高原へ戻ります。
途中、ヤマツツジが咲いていました。
庭木のツツジと違って葉が無いため桜のようです。
出発から5時間半ほどで元の大平高原に戻ってきました。
天候に恵まれた楽しいゴールデンウィーク登山でした。
所要時間
7:30 大平高原 発
8:50 月見石 着
9:00 月見石 発
10:10 乾徳山山頂 着
10:50 乾徳山山頂 発 → 水のタル経由
12:10 高原ヒュッテ 着
12:20 高原ヒュッテ 発
13:10 大平高原 着
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