☆3月8日 きょうの幻の都と古代ロマン探訪



663年、朝鮮半島で新羅・唐の連合軍と対戦した白村江の戦いに敗れた後、667年に中大兄皇子は都を飛鳥から近江へと遷都し、翌年に天智天皇として即位しました。その後、律令制に基づいた天皇を中心とする統一国家を作ろうとしましたが、遷都5年で亡くなり、672年に起こった壬申の乱によって都は再び飛鳥に戻されました。その間、大津に都があったのはわずか5年5ヵ月でした。


額田王が万葉集に残した歌の中に、夫の天智天皇に送った歌があります。

『君待つと 我が恋ひ居れば 我が宿の すだれ動かし 秋の風吹く』

~歴戦の解説~
あなたが早くおいでにならないかと、恋しくお待ちしていると、我が家の戸口のすだれを動かして秋の風が吹くばかり。あなたが来られたと思って期待したのに残念な気持ちになりました。






以上です。
















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