☆4月25日 きょうの門前町探訪


桜の季節も終わり、新緑の季節を迎えようとしています。世界遺産である比叡山延暦寺に向かう途中、風に揺られ気持ちよく泳いでいる鯉のぼりのを見かけました。そういえば、セ界でも鯉が元気に泳ぎ始めましたね。


さて、気付けばもうすぐ八十八夜ですね。本格的な茶摘みのシーズンの幕開けですね。
皆さんは、日本茶の発祥地をご存知かしら?
日本茶は今から約1200年前、延暦寺を開いた最澄が唐より種子を持ち帰って、比叡山麓の大津・坂本に植えたことに始まるといわれています。
京阪石坂線・坂本駅前には、最古の茶園を開いたという最澄ゆかりの「日吉茶園」があります。お茶の樹が20本ほど植えられているわずかなスペースですが、最澄の出身が大津市で、また日吉の神様を崇敬していたため、この地を選んで植えたそうです。
平安時代初期に編纂された勅撰史書「日本後記」には「815年4月15日、唐崎行幸の途中、嵯峨天皇が梵釈寺を過ぎたところで、永忠から茶のもてなしを受けた」と記述されており、これが文献に残る日本で最初の喫茶記録となっています。

今年の八十八夜は5月1日です。
皆さんも大型連休を利用して、比叡山延暦寺の門前町として栄え、今も1200年の歴史とロマンが漂う坂本を訪れ、のんびりとお茶でも飲まれてみてはどうかしら?(´・ω・`)






以上です。

















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