☆第99回全国高校ラグビーフットボール大会 東京第一地区予選観戦記~早稲田実 VS 東京朝鮮~
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鶴丸 深志’
2019年10月27日 11:55 visibility1020
100回目の全国高校ラグビーフットボール大会が開催される前に、できるだけ多く地方予選を観戦しておこうと思い、東京都北区十条にある東京朝鮮高校グランドに向け、愛車のレクサスCT200hを走らせた。
観戦したかったのは、東京第一地区予選準々決勝の早稲田実業と東京朝鮮高校の対戦だ。近年、両校とも花園に出場している注目の一戦である。
ところで、第一地区と第二地区に割り振られる高校は毎年微妙に違ってますが、戦力を見て割り振っているのかしら?
尚、高校のグランドが会場だったためか、準々決勝にも関わらず入場無料ですた。
早稲田実業は1901年(明治34年)に学校創立、ラグビー部は1923年(大正12年)に創部され、昨年度の第98回全国大会に大会史上最長ブランクとなる82年ぶりに6度目の出場を果たした。
ジャージは早稲田大学と同じ「エンジと黒」であった。
東京朝鮮高校は1946年(昭和21年)に学校創立、ラグビー部は1975年(昭和50年)に創部され、第95回全国大会に初出場を果たした。
ジャージは秋空に映える「青」であった。
試合の方は、前半13分頃、早実が先制トライを決め、5 - 0 とする。
さらに、早実は前半22分頃、トライ、コンバージョンを決め、12 - 0 とする。
前半終了間際にもドロップゴールを決め、15 - 0 早実リードで前半終了。
反撃に転じたい東京朝鮮は後半16分頃、トライ、コンバージョンを決め7点を返す。
その後は一進一退が続き、結局、15 - 7 でノーサイド、早実が準決勝進出を決めた。
やはり、ラグビー生観戦は迫力があって良いですね。
それと、試合終了後、選手は相手校の応援席の前まで行って挨拶、応援席からも大きな拍手。選手も応援席もノーサイドのシーンでした。
「ノーサイド」といえば、松任谷由実の曲が有名です。
この曲が生まれるきっかけとなったのは、全国高校ラグビーフットボール大会での「伝説の一戦」とされる、1984年1月7日に行われた第63回大会決勝・天理対大分舞鶴戦といわれている。
この試合は、後半ロスタイムに入り大分舞鶴がトライを決めて 18 - 16 にまで迫り、決まれば同点で両校優勝となるコンバージョンキックを主将のFB福浦が左に外し、その直後ノーサイドの笛が鳴った。
この試合の様子をテレビで観戦していた松任谷由実は、フィールドに立つ彼らの選手生活が終わる残酷さに心を掴まれた。揺さぶられた心のままに歌詞になる言葉が次々と生まれたようです。
秋空に 響く笛の音 ノーサイド
以上です。
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