柏(2-1)千葉
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グランデトリノ
2007年02月19日 00:59 visibility56
シーズン前の恒例行事となっている柏と千葉とのプレシーズンマッチ『ちばぎんカップ』。
今年でもう13年目。宮澤浩のオウンゴール以来ロクな思い出がない。
移籍選手と代表合宿の影響で中盤より上の7人は昨シーズンのレギュラーから総とっかえの面子。『生き残るのは誰か』 が今日の見所。
センターハーフには中島と新加入の下村。
佐藤と組む相手はどちらか。
サイドは右に松本。左に楽山。
水野、山岸からポジションを奪えるのか。
トップ下には久しぶりに工藤が戻ってきました。
そろそろ工藤も才能を結果に結びつけることができないと未来はない。
そして2トップは共に新加入の新居と黒部。
控えの青木や代表の巻といった4人のFW候補のうちこれまた誰が生き残るか。
センターバックに入った新加入の池田と共に楽しみな陣容。
そんな楽しみポイントはたくさんあったのですが、
フタをあけてみると、目を覆いたくなる現実にガックリきてしまいます。
下村は悪い選手ではないのだけれど、
まだまだ前任者のように底から押し上げてゲームを作るトコロまでは至っていません。
中島は相変わらず。ボールを見てるだけになってしまっている時間が長い。。。
右サイドは深刻。柏には徹底的に突かれました。
去年のサテライトのゲームを見てて感じたのは松本は前で生きる選手。
テクニックもあり素晴らしい素質を持っているのは誰が見ても明らかなんだけれど、まだトップの流れについていけるレヴェルではなかったか。。。徐々に下がってしまう。後半はまるで4バックのよう。かといって守備が上手い訳でもないのが辛い。
左の楽山も。。。やろうとするプレーの意図は分かるんだけれどもなあ。
いつか覚醒してくれるのだろうか。そろそろもう待てない気もする。
続いてトップ下。
工藤は昨シーズンはディフェンシブハーフで起用されることが多かったけれども、再び前の位置へ復帰。確かに彼にはこの位置の方が合っていると思うし、実際に今日トップ下をやると知って期待していたのだけれど。。。それだけにうまくゲームをコントロールできない姿を見て失望も大きい。。もうダメなのか。。。いつの日か千葉の10番を・・・といつも思うのだけれども。
黒部。前半早々に遠目からでも思い切り良く狙ったのは好印象。ただそれ以降あまりチャンスらしいチャンスは少なかったように思える。。。
新居。エリアの中へ中へと突破していこうとする姿勢のが印象的。良いかたちでボールを貰えるシーンが少なかったのは事実だけれども、その少ないチャンスを確実に生かして欲しい。ボールは急に来るのだから。
あ、それからGK岡本。今日はもう見なかったことにしてしまおう。
ちなみに今回唯一満足したのは池田のプレー。しっかり守れていたし、何よりチャンスがあれば松本の裏を追い越して最前線まで駆け上がるシーンが何回かあった。今の千葉にはこういうDFが最も必要。
控えの選手層の悲惨さを目にしつつ代表組が戻ってきたところで千葉の戦力は知れている。
でもこれはサッカー。チームの戦力なんて『戦い方』でいくらでも変わってしまうことを僕らは教えられてきた。
優秀な監督さえいれば。。。
とにかく自分らピッチに出ることができるわけじゃないし、もう覚悟を決めるしかない。
少しでも戦力の一部になれるように。信じて、付いて、歌うだけ。
楽山ゾーンを堪能するため、本日はメインHOME側で観戦でした。。。
- 事務局に通報しました。
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