昭和の日おまけ〜大阪ミナミ今昔
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仲本
2011年04月30日 18:38 visibility359
南海ホークスメモリアルギャラリーをのぞいたついでに、暇つぶしになんばから通天閣あたりまでぶらぶら歩いてみた。南海線の高架沿いを南に下り、これも最近新しく建ったヤマダ電器の脇を通る。一月の「十日えびす」の祭礼のときはこのあたりから通りに露店が連なって大変な賑わいを見せるところだ。そのまま今宮戎神社まで歩く。
境内には日が照っているばかりで人影はない。社殿の背景には高層マンションがそびえ立っているが、これもひと昔前はなかった。国鉄湊町駅が地下駅化された後、再開発で建ったものらしい。
戎神社のあるこのあたりには恵美須町という地下鉄の駅があり、通天閣観光にはここが最寄り駅になる。商店街を抜けて通天閣の足元までくると、展望台へのエレベーター乗り場には行列ができていた。私も育ちは大阪市内だが上ったことは一回しかない。見上げると、やはりといおうか「がんばろう東北」の大きな貼紙があった。
商店街のほうに引き返すと、外国人の二人組がパフォーマンスをしている。自転車の上に手回しオルガンのようなものを据えて大声で何やら唄っている。通天閣の下、シャンソンが流れるという取り合わせ。物珍しさでおっちゃんたちがちらほらと集まってきていた。背景は昭和のころから変わらないが、いろんな人がやってくる。
(左下に写っているのが外国人二人組。)
日本橋筋から再びなんばへ戻る。西日本一の電器屋街は今は昔、さっきのヤマダ電器に象徴される他地域出身の量販店に押されてなんとなく寂しくなった気がする。通り一本入ると「オタロード」とかで、私などフラフラと歩くとぱっと見「ヲタ・ザ・ファースト・ジェネレーション」といった風情である(違う[e262])
再びなんばパークスに戻る。見下ろせばここに野球場があったと知らないであろう若い人たちがたくさん歩いている。時は移り、街も姿を変える。
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