春の嵐か、特別なシーズンか。~楽天@甲子園
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仲本
2011年04月17日 22:19 visibility121
(7回裏攻撃開始前。日常的な球場の風景ではあるが…)
というわけで、東北楽天の試合に出かけてみた。大震災の影響で転地での開幕を余儀なくされ、甲子園にお目見えだ。この日までに5戦を戦って4勝1敗は堂々の単独首位。そういえば楽天の公式戦を見るのは初めてかもしれないというにわかっぷりだが、球場がにぎわえば球団も潤うのだ。ひいては東北・仙台にもささやかながら支援できようというもの、といつもながら勝手な理屈である。
試合開始1時間ほど前に球場着。当日券売場の窓口にはどこも行列ができていた。主催は楽天だがオリックスも地元である。天気もいいしいっちょ出かけてみっか、と思った人が多かったのだろう。今日は一塁側アルプスに陣取ることにした。2,500円。両サイドの外野席とアルプスはなかなかの入りだった(発表によると観衆26,569人とのこと)。
試合は1回の裏、楽天は先頭打者松井(稼)のライト前(やや右中間より)への当たりを放つ。ダイビングキャッチを試みたライト森山だったが押さえきれず、その間に松井は2塁を陥れる。なんやかんやで1死1・3塁から4番山崎が犠飛をうちあげ幸先よく先制した。その後は先発両投手がよく投げて6回まで1-0。両チームの打線もどうも決め手に欠ける感じで、ひょっとしてこのまま淡々とスミ1で終わってしまうんじゃなかろうな、という心配も出てきた(特にどちらの強烈なファンということもないので試合が動いてくれる方がありがたいのだ)。
8回表、オリックス1番からの攻撃は坂口がレフト前へ、チームとしても4回以来久々のヒットで出塁。続く森山、エンドランが野手の逆をついて内野安打。3番後藤が一塁横をゴロで抜きライト前ヒット、本塁返球がややそれて同点のホームイン。楽天は7回から先発・戸村のあとを受けて美馬が登板。8回も続投だったが無死から上位打線に3連打を食らって目算が狂ってしまった。ここで片山に投手交代、しかし開幕から好調のT-岡田にしぶとくセカンド後方に落とされて逆転、5番北川に左中間をライナーで割られてさらに2点追加。
8回裏楽天の攻撃があっさり三者凡退で、周りではぼちぼち帰る人も出てきた。9回裏、オリックスは投手・岸田投入で逃げ切りを図る。楽天は1死から鉄平がセンターへ低いゴロで抜ける安打、続く山崎も三塁線をゴロで破って2・3塁のチャンスを作る。ついに来た楽天チャンスに球場も盛り上がるが、後続が連続三振に切って取られて万事休す。甲子園シリーズは楽天の2勝1敗となった。仙台開幕は4月29日、それまで好調を維持して本拠地に戻ってこられるだろうか。
そういえば球場入りしてからあまりうろうろしなかったので募金箱見なかったな(汗
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- 事務局に通報しました。
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