大阪の夏、本日開幕(つづき)

  • 仲本
    2011年07月09日 21:37 visibility185


(京セラはどこに座っても照明がまぶしいのがちょっとなあ…。)


新聞を見ると今日は26地区で夏の高校野球地方大会が開幕とのこと。大震災に襲われた東北でも宮城大会が先頭を切って開幕。どうやら心配された2011年も夏の甲子園は全国49地区からの代表校を迎えることができそうだ。


 


高校野球大阪大会のメイン会場は舞洲スタジアム、ただ夏の大会開幕日だけは京セラドーム大阪を使用する。勝ち進めばよいというわけではなく、甲子園常連校だろうが弱小野球部だろうが京セラで試合ができるかどうかはただもうクジ運にかかっているのだ。今年の開幕日のカードは清教学園-泉尾工、大阪桐蔭-関大北陽の2試合。第二試合は高校球界でも名の知れた強豪同士の対戦となった。所用はもくろみ通り午前中にけりがつき、到着がちょうど第二試合開始前後になりそうだったので急行する。金700円を支払って入場(笑)。開会式の後ということもあり、参加した選手たちを含めお客さんはよく残っていた。


 


関大北陽 000 000 000 / 0


大阪桐蔭 001 020 01x / 4


 


試合は大阪桐蔭の先発右腕・藤浪投手が3安打1四球の完封。スコアメモを見直すと6連続を含む14奪三振の好投で関大北陽を退けた。メモにはそこまで詳しく残していなかったが奪った三振はほとんど空振りだったという印象。右打者の多い北陽打線をスライダーで翻弄した。よほど球種のわかりにくいフォームなのだろうか。北陽は9回二死から代打の橋場選手が久々のヒットを放った。あとで資料をみるとこの選手が主将なのだそうで、意地の一打にスタンドは沸いたが反撃もそこまでだった。


北陽の先発・松居投手も5回途中まで長打を許さずよく投げたが、中継ミスも絡んだ5回の2失点が惜しまれる(その直後、投手交代)。今日の相手投手の出来だと3点のビハインドはかなり重いものとなった。優勝候補・大阪桐蔭打線にはまだ初戦ということもあろうが「こいつにはどこ投げても打たれる」というのが素人目でもわかるような選手はいなかった。もちろん勝ち進むと決まったわけではないが、桐蔭はこれからの試合で当たりに当たる打者が出てくるかどうか?



その他、今日のドーム開催で気づいたささいな情報。


 


この日の審判は線審も含めて6人で行われていた。大会パンフレットが売っていないかと球場内を探してみたが見当たらなかった。開会式だったので売り切れてしまったのだろう。人が持っているのをちらりと見たがなかなか分厚いものだった。中身はおそらく選手名と背番号と学年くらいだろうが…、応援ブラスバンドはなし、これは大阪大会の他球場と同じ。ビールの売り子はいなかった(笑)。さすがに教育上よろしくないということなのだろう。冷房は弱めなのだろうが涼しく感じた。というより、じりじり焼けつくような感覚が全くないのが夏の大会観戦らしくなくむしろ物足りない。猛暑・酷暑で甲子園大会もこの先どうなるかわからないが…。あと、これまで全く意識していなかったのだが、試合開始・終了のサイレンは、ある球場のほうがむしろ少ないのだろうか?ドームではもちろんなし。なぜかノックの開始・終了の時だけ録音テープのようなサイレン音が鳴っていた。














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