放浪記〜奈良大附属 ・春まだ遠く？

近鉄西大寺から秋篠寺までは歩いてさほど遠くないと踏んでいたのだが、県道から脇道にそれる曲がり角がわからず結局一駅分歩くことになってしまった。まあ、いつものことである。

再び南に向かえば西大寺の駅のあたりまで戻れるが、仲本的にはこの辺でまだ寄るところがある。奈良競輪場の脇を通って県道に戻るとすぐに着いた。

…奈良大附属高（苦笑）。

もともとは正強高校といい、前の日記の画像にもあるように西大寺の駅のすぐ近所にあった。夜間学校から始まって普通・商業・工業の３科を持っていた。10年ほど前にご覧のような新校舎に移転し、名前も変えた。今では普通科のみの共学校になっている。ちなみに奈良大学は高校のさらに北、丘陵地に立っている。文系のみの私立大学だが、土地柄、歴史学とか地理学とかそういうところに力を入れていると聞く。大学の野球部は近畿学生リーグの３部だそうだ。

正強高校時代は野球ではあまり聞かない名前だったが、改称後一旗あげるためにはやはり甲子園が手っ取り早いということか、最近は奈良でも上位進出が目立つようになった。今年の秋の近畿大会ベスト４と好成績をあげた。

（※修正　ベスト８でした… m(_ _)m)

ところがご存知の通り奈良では長年私学２強が圧倒的な存在感を示しており、秋の近畿大会ではなんと揃って奈良大附属と同等以上の成績を残した。もちろんまだ決まったわけではないが、来年春もどうやら２強に行く手を阻まれそうな雰囲気が出てきている。春は奈良から２強以外の学校も散発的に出てきてはいるのだが。なんとも厚い壁である。