代表校放浪記〜洲本(後)

  • 仲本
    2012年03月01日 22:01 visibility158





選抜大会は出場決定から本大会まで二ヶ月近くあるので、祝賀ムードが長く続くのがいいところだ。商店街などにも応援メッセージがところどころに飾られている。久しぶりの復活や初出場の学校のある町を訪れると感慨深いものがある。なにせ次にこの町でこんな光景が見られるのは何年先になるかわからないのだから…。

ところで洲本高校、少々気になるのはその戦績だ。秋の兵庫で4強入りは立派だが、近畿大会出場をかけた2試合ではやや点差をつけられた。秋の県大会後も県内の有力私学相手と積極的に練習試合を組むが、そこで12連敗を記録している。一方で近畿大会に出場した兵庫勢はすべて初戦敗退。兵庫の前評判が低いという珍しい状況の中、降ってわいたような逆転選出だ。

「天地のまことこりてなる 八洲のもとい淡路島」…神話によれば、イザナギ・イザナミの男女二神が交わってまず初めに淡路島を産んだとされているそうな。洲本高校の校歌の歌いだしはそうした由緒を踏まえている。

天地といえば、洲本高校は応援席に「乾坤一擲」の幕を掲げる。









http://labola.jp/diary/13370151

易占いで「乾」は天、「坤」は地を表す言葉だ。乾坤一擲、天地を賭けた大勝負…といった意味がある。26年ぶりの甲子園、グラウンドを歓声で揺るがすような勝負を展開する準備はあるのか。一冬を越えた成長に期待をかけたいところだ。








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