北九州祭りおまけ〜打って打って打ちまくれ?

  • 仲本
    2015年10月14日 22:51 visibility266

おまけの最後はお気楽な感じでごちゃごちゃと小ネタを詰め込みます。

前回日記の最後に「競輪発祥の地」の碑を紹介しましたが、北九州市民球場の隣には銀色に光る大きな建物があります。



北九州メディアドームという名前からしてコンサート会場かなにかかな?と思いきや、一周400mの競輪のバンクがまるごと入っているのだそうです。まあ競輪がない日はたまにコンサートにも使ってるそうですが。

競輪発祥の地にしては新しくないか?と思いますが、もちろんこれは建て替えられた2代目。初代の小倉競輪場は昭和23年に開場しました。この年福岡で開催された第3回の国民体育大会(国体)の自転車競技の会場として新築されたのです。

とはいえ、戦後間もない時期。建設に多額の費用がかかる自転車競技場など建てられるものか、とどこの町も腰が引けていました。小倉もただ手を挙げたのではありません。

「自転車はうちで引き受ける。代わりに、野球もうちでやらせてくれ」

昭和23年といえば、小倉高校が夏の甲子園連覇を果たした年でもありました。秋の国体でも高校野球は目玉競技の一つとなることは明らか。その結果、高校野球は小倉・豊楽園球場での開催となりました。

時を同じくしてこの年、戦後復興の財源確保の名分で自転車競技法が成立。国体後の11月、小倉の自転車競技場で初めて開催されたのが第一回の「競輪」というわけです。



メディアドームという名前のとおり、開場当初は「インターネットその他いろいろ体験できる科学館的な施設」があったそうですが、ほどなく物珍しくもなくなったのでしょう、撤退しました。

その跡地に入ったのは競艇の場外舟券売場。なんかもう、とことん博打が打てる素敵な施設になっています。

この辺りの町名は「三萩野」といいます。はて、どっかで聞いたことがあるような。球場までの道すがらにこんなところがありました。





たまにテレビなどで紹介されますね。世界最速の球速を誇るマシンがあるバッティングセンターです。この日は寄ってる時間がありませんでした(時間があったとしても230km/hを打とうとは思いませんが)。

最速200km/hだったころのこのマシンに友人が挑戦して、当たったところをビデオで見せてくれたことがあります。タイミングもへったくれもあったもんではありませんでした。



JR小倉駅から球場へ向かう北九州モノレールは、10月からICカード対応になりました。福岡エリアのカードはもともとSUGOCAという愛称ですが、モノレールなのでモノSUGOCAだそうです。ものすごか〜。

意外に見所いっぱいの北九州市民球場かいわいでした。





































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