選抜大会第2日〜話題校対決

  • 仲本
    2016年03月21日 23:28 visibility130


(8時過ぎの甲子園球場前。第一試合開始は9時)
珍しく早起きして第一試合から出動する。春の選抜大会は2日目、第一試合は21世紀枠推薦校同士の対戦となった。

抽選になんか細工してないか?とかそういうことはこの際問わないことにする(暴発)。

全国ニュースでは震災の絡みもあって釜石のほうが大きく取り上げられていると思われるが、関西ローカルでは「小豆島応援団の島脱出作戦」が話題になっていた。釜石の人には申し訳ないが、わたしも西日本の人間なのでここは小豆島に肩入れする。

入場券売場の混雑ぶりを見て、いつもの通りさっさと外野席に向かうことにした。



3回の裏釜石の攻撃。先頭打者のヒットにボークも絡んで一死三塁から、打順トップに返って先制のタイムリー。低めの球にうまく合わせた一打だった。

両投手とも甲子園常連校のエースのような目を見張る球速はないものの、四球で余計な走者を出すこともなく、試合は驚くほど早いペースで進む。

1−0のまま迎えた8回、釜石は1番の佐々木(航)がこの日3本目のヒット。ツーアウトにしても二塁に送って、ここで3番奥村が痛打。センターオーバーのタイムリー二塁打となって貴重な追加点を挙げた。外野はやや前進していたが、それを割り引いても頭は越されていただろう。小豆島にとっては重い一点となった。

せっかくの大応援団もチャンスが来なければ圧力にはならない。9回一死から初めての連打を奪い、外野手のエラーも絡んで1点は返したが、反撃及ばず。4番植松は二塁打1本を含む2安打と当たりをみせたが、1〜3番がこの日はあまり機能しなかった。

釜石の岩間投手は奪った三振4つ。しかしそのうちの2つが走者を三塁に背負った場面でうまくかわした。

小豆島 000 000 001/1
釜_石 001 000 01X/2

両チームとも接戦に持ち込んで最後に一点でも上回る、ということではプラン通りの試合だっただろう。試合時間は1時間32分とのこと。

統合を控えた小豆島はいよいよ夏がラストチャンス。春の選抜出場をご褒美として終わるのか、それとも夏の代表権を奪うため、更なる成長を遂げるのか。同じ香川の高松商の春の戦いぶりも気になるところだ。


























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