秋季大会放浪記〜善戦と見るべきか。
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仲本
2009年10月18日 20:39 visibility179
皇子山球場の第二試合
(写真は天理・内野選手【シャッター切り遅れ】)
天理(奈良1位) 4−3 向陽(和歌山2位)
3回までに7安打、押しまくる天理に対して、向陽は3回裏、内野安打とダイビングキャッチを試みたセンターのわずか先に落ちるヒットで3点を取って同点に。
これで試合は中盤膠着状態に入る。
均衡が破れたのは天理7回2死ランナーなしから。3番4番が連続ヒット、ここで5番内野が左翼線にうまく流して二塁打。内野は3安打2四球2打点の活躍。4番安田も4安打と当たりに当たった。この回は注意すべき1番からの攻撃、向陽バッテリーも二死まではうまくとったが、天理クリーンアップを抑えきれなかった。
天理先発・左腕沼田投手は4回以降四球二つに抑えてヒットを許さず。点差以上に差があったように思える(序盤の攻撃だけ見れば天理にもっと点が入ってもよかったし、向陽はワンチャンスで3点を取ったものの「打ち崩した」感じはなかった)。しかし甲子園常連校を相手に結果は1点差、これは善戦と見るべきか。どんな得点パターンであれ、ワンチャンスを生かして守って勝つ。これが下馬評を覆す試合展開の典型だ。それを思えばあと一歩だった。
伝説の剛腕・嶋を擁して全国優勝した旧制海草中学の流れをひく向陽。
古豪復活を期待したいところだが。
(写真2枚目、向陽のユニフォーム。ゴシック体でKoyoと小文字使いは珍しい。)
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