スコアは語りかける〜沖縄大会春・夏
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仲本
2009年07月01日 22:40 visibility111
3月21日、春の甲子園が開幕し、沖縄・興南高校が26年ぶりに選抜大会に出場を果たした。
開会式直後の試合は点の取り合いの末、延長にもつれ込んだ。
さて、同じ日、興南高校の地元・沖縄の北谷球場では、早くも県春季大会が開幕。
開幕戦はこちらも延長戦となった。
豊見城 000 000 010 01 2
浦_添 000 000 001 02X 3
豊見城は1975年の春に甲子園初出場。翌年76年春から78年夏まで6季連続で甲子園にやってきた。しかも夏は3年連続で2勝してベスト8に残った。しかし実を言うとこのころ僕はまだ小さく、ゲームはおろか校名さえ記憶にない。今の沖縄の勢力図はよくわからないが、「強くもなく、弱くもなく」といったところだろうか。というより、沖縄はいい感じで選手が散らばっていて、群雄割拠の状態になっているのだろうと思う。
琉球新報のバックナンバー(紙)にあたってみると、豊見城の失策はこの試合7つ。11回の逆転も失策が3つ続き、一つもアウトをとれずに逆転を許すという何とも悔しい幕切れだった。一方でこの試合をものにした浦添は勝ち進み、ベスト4に入った。地元開催のおかげで九州大会にも進んだ。
豊見城ナインとしてもひょっとしたら俺たちも行けたかも?で夏に期するところはあったと思われるが、初戦を完封で飾っての2回戦。
豊見城 100 000 000 002 3
那覇商 001 000 000 003X 4
またしても…、二期連続で延長逆転サヨナラ負けという気の毒な結末となった。「惜敗こそ高校野球の花」だが、こういうチームもあるものだ。
試合評をあたってみるが、この日は興南高校が初戦を戦っており、この試合に関する記事がなかなか見つからない。ただ、豊見城はバッテリーをはじめ2年生も結構いるらしく、来年の戦いぶりにも期待したい。
春の浦添は勝ち進んだが、夏の那覇商業はどうか、というのも少し気になるところではある。
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