タイブレークどうでしょう~夏の甲子園篇

  • 仲本
    2018年08月12日 23:13 visibility538

お盆休みにかけての週末となり、甲子園球場も盛況の様子。今年から指定席化や有料化などの改定があり、正直なところオールドファン(苦笑)にも動向が読みづらいところ。とりあえず近畿勢の登場する日は争奪戦が激しそうなのでパス、しかしせっかくの100回記念大会なので一度は行っておきたい。第4試合だけ見るくらいの割り切りで球場へ向かうことにしました。

 

どこへ行ってもなにかとOBが幅を利かせる慶応の登場とあって指定席券売り場は長蛇の列、第3試合終了後の空席ができ次第発売するとのこと。幸い、こちらの狙いの外野席券は販売中止になっておらず、ほぼ並ばずに購入できました。再入場はできません、と入口の係員に念を押されて入場したはよいものの、予想通り空席がすぐに見当たりません。第3試合は終盤8回、仕方なく通路の人の頭の後ろからのぞき込むような格好になりました。するとレフトポール際に大きな当たりが飛び…、

 

なにか大変なことになっている。

 

実はこの試合、初回に星稜が5点とるのを見てから家を出ました。一人で投げ抜く済美に対して星稜は投手陣の層も厚く、こりゃ星稜楽勝かなと思っていたのですが。

星稜も9回、ヒットをつないで2点を返して同点。試合は延長戦に入ったところで給水ブレイクに入ります。

ここでようやくレフト線近くの上段に空きを見つけることができました。10回両チーム無得点。12回裏、済美は一死満塁のサヨナラのチャンスも連続三振で逃し、13回に進みます。

 

結局、タイブレーク適用試合を見ることになりました。

星稜は内野ゴロ野選とスクイズで2点を挙げます。その裏の済美、三塁前のバントがいいところに転がって1塁もセーフ。無死満塁となりました。続く1番・矢野の打球、ライトがライン際を下がっていき…、ボールの行方を追っていた一塁塁審が大きく腕を回すゼスチャー。

 

わたしが座っていたのはレフト線寄りだったので正直入ったところは見えませんでしたが、つまりは満塁ホームランということです。あとで聞いたところによるとライトのポールを直撃したとのこと。

 

逆転サヨナラ満塁ホームランは100回の歴史をして初めて。まあ、無死1,2塁からスタートということでちょっと難易度は下がったような気もしますが。それにしてもうっかりこういう試合に居合わせてしまうあたり、人生の運をまた使ってしまった気がします。もう次の試合はどうでもよくなりました(苦笑)。

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