横浜vs清水＠日産＜勝手なみどころ＞

明日現地で観戦予定の試合、どちらのクラブもまだ今季は殆ど見ていないので完全な主観です（不快になられた方がいましたら申し訳ありません）。

間違いなどありましたら、ご指摘お願いいたします。

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＜横浜＞

　名古屋、鹿島相手に１勝１分。アウェイだったことを考えれば、この数字は決して悪くはないはず。名古屋には最後に永井に独走を許した場面を栗原がファウルで止めざるをえなかったが、致し方なかった。むしろ９０分間を無失点に抑えていたことの方を称賛すべきだったのかもしれない。前節の鹿島戦に関しては、狙い通りの試合運びとも言うべきなのではないだろうか。どんな試合内容であれ勝ちきる力を、今の横浜は手に入れようとしていると思う。

　昨年オフに松田や山瀬、清水など象徴とも呼ばれるべき選手を放出。苦戦が予想されたが、既存の戦力＋αとなった新戦力が、しっかり結果を残しつつある。当然昨年のベースがあったのは当然だが、中澤・栗原をはじめとした揺るぎない守備ブロックは簡単には崩せない。清水はまだ流れの中で得点ができていない（前節の１点もＦＫ）ことも考えると、横浜のカギは攻撃になるのでは。

横浜は不気味だと思っている。それは不安より期待という意味合いが強い。ここ数年は中位を彷徨っているが、ポテンシャルは非常に高い。清水から勝ち点３を奪えば、さらに勝ち点を積み重ねていきそうだ。

＜清水＞

　開幕から２試合を戦ったばかりだが、苦戦を強いられている。開幕は３点を失い、柏に完敗。前節の福岡戦も後半３５分に大前のＦＫで勝利したが、快勝というより辛勝に近い印象を持っている。

藤本や岡崎など相次いで主力を放出したことは横浜と同じだが、清水は指揮官も交代。昨年までとは別のチームにリセットとなって今シーズンを迎えたが、まだ試行錯誤の途中か。昨年までのベースだった４－３－３を開幕では４－２－３－１に。その後の練習試合などでも固定できず、福岡戦では再び４－３－３に。横浜相手にどのような布陣で挑むか注目だ。

そして守勢にまわる時間も多くなると思う。守備陣がどこまで耐えられるかが大事だが、個人的には攻撃に注目。前線にタレントが揃っており、高原、小野といった経験豊富な選手をはじめ、伊藤、大前、枝村なども隙あらば常にゴールを狙う貪欲なプレーを見せている。相手の鉄壁とも言うべき守備をいかに崩すか。先制点を奪えば面白い試合展開になりそうだ。

清水も不気味だと思う。それはまだ期待より不安という意味合いが強い。この試合も苦戦が予想されるが、勝てば状況は大きく変わってくるだけに、勝ち点３を奪って不安を一掃してほしい。