判官びいき

  • 2007年05月07日 22:14 visibility216


時おり五月雨が強く降る中、行ってきましたさいたまダービー。結局、両親が行かないので(日記「つ・・・つらい。」参照)、未だにオフサイドを理解してない連れに予定をキャンセルさして半ば強引に連れてっちゃいました。

スタジアムの入り口でガリガリ君ソーダ味を無料で配ってましたが、やんわり拒否。食えないよ寒くて。指定席だったのですが屋根が無い所だったのでさっそく屋根の下の席に移動。来たらどこう思ってたけど結局来なかったなあ。

基本的に両チームを応援している半端者な私にとっては良い試合が見られればいいわけで、この時点ではどっちが勝ってもいいと思っておりました。ところが。

試合は前半、いきなり大宮のCBレアンドロがワシントンをどフリーでシュート打たせてしまって、外したから良かったようなものの、チームのみんなから責められてたのがかわいそうでした。めげずにがんばれレアンドロ!ワシンと張り合えてたのはアンタだけでしたよ。
37分、大宮が意外にも先制!びっくり!よく決めた小林慶行。帽子を振って喜んじゃいました。この辺から私の、大宮寄りな感情移入が始まります。

後半。小野投入で浦和の猛攻が始まってしまいました。ああ、恐ろしや。トゥーリオ兄貴が上がりっぱなしで、ワシンと兄貴2人めがけて伸二君がボールを当ててきます。大宮はみんな引いて耐え凌ぐ時間がずぅ〜と続きます。この辺から、すでに気持ちの中では強大なワシントンに自分が大宮のCBとしてマークに着いてます。必死です。大声でマーキングの指示出してます。拳にめちゃめちゃ力が入ってます。隣で連れが引いてますが、気にしません。

そしてとうとう。後半28分。放り込みに対し、競り負けます、こぼれます、ヘッドで押し込まれます、で同点に追いつかれてしまいました。ものすごい脱力感におそわれました。へなへな〜。ワシントン強ぇ〜し、意外に身のこなし速ぇ〜!私の夢想の世界では、ワシン引っ張って倒してたんだけどな、ばれないように。なんか無理やりこじ開けられて嫌〜な後味でした。

その後大宮は、最後まで猛攻に耐え、エニウトン投入で(精度はイマイチながらも)カウンターを仕掛け虎視眈々と勝利を狙いました。強大な浦和という敵に小粒(失礼な!)ながらも全員で立ち向かおうとしているのが伝わってきて、最後には完全に大宮サポな私がいました。これって「判官びいき」って言うんだろうな、うん。

と勝手に納得しつつ、試合後も降りしきる雨の中を駅に向かい歩きながら、「この雨が止んだら、秋葉グランドに練習でも見に行ってみるか」と思い、連れにそう言ったら、「お一人で行ってらっしゃ〜い」と案の定あっさり拒否された、独りよがりな私のさいたまダービーなのでした。




















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