”ここは私たちのいない場所” 白石一文著 新潮社
釈迦もキリストも妻帯、子どもを持つことを禁止してるのに
人類滅亡の宗教だと断罪されないのは都合のいいところだけつまんでるからだ。
人が死ぬということを知らなければただ会えなくなっただけで
どこかで生きてると思える。
どちらもなんとなく納得してしまうが、
だからどうなんだろうかとも思う。
主人公・芹澤は若くして重役になったのに
トラブルに巻き込まれてあっさり辞職してしまう。
珠美の母親や芹澤の母親、珠美自身も
何となく好感が持てる感じだったが・・・
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