「2021デスポルチ世論調査?」サルシュー好きの方々にアンケートを取ってみた!
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しゅう太郎
2021年12月07日 18:30 visibility7215
基本的に春夏、秋冬の毎年2回にリリースされる各モデルに加えて、
ショップ別注や選手別注モデルでサルシュー好きな私達を毎回楽しませてくれるメーカー、デスポルチ。
お世辞ではなく、ユーザーの要望によってここまで細かく仕様を分けているのはフットサル、
いや他の競技シューズメーカーを見渡してもデスポルチくらいなのではと思います。
これほど仕様が多いと、
「〇〇より〇〇のモデルが履きやすい」、とか
「〇〇の素材しか勝たん!」とか
個人的にも思う事はありますし他の方から色々と噂は聞きますが、
実際皆さんどう思っているのかを知りたくなりました。
そこで突発的ではありますがアンケートを実施する事になりました。
私しゅう太郎のTwitter上の集計機能にて、2021年12月2日から4日までの3日間、
デスポルチユーザーやこれから試してみたい方々に向けてアンケートを実施しました。
それぞれ約250~300名の方に回答頂きました。ご協力本当にありがとうございました。
※フットサラー全員と考えれば母数は少ないですが、Twitterで情報収集するくらいサルシュー好きな方々を中心とした、貴重な意見を頂いたと私は思います。
質問内容は下記の5項目です。
①インサイド部分のDロゴの有り無し
②シュータンの表材(人工皮革、メッシュ)
③シューズ内張りの素材(ニット、スウェード、メッシュ)
④中底の緩衝材(PORON、NanNex、緩衝材無し)
⑤好きなモデル(カンピーナス、サンルイス、テッサライト、ボアビスタ)
※レザーの種類(天然皮革or人工皮革)、トゥーガードの素材や有無についてもお聞きしたかったのですが、可能な限り質問内容を絞りました。
早速①から順に集計結果を発表、考察していきたい思います。
①インサイド部分のロゴの有り無し
集計結果
ロゴ無し・・・54%
ロゴ有り・・・46%
こちらは票が割れました。
デスポルチの現行4モデルは基本的に全てインサイド、アウトサイドの両側にデスポルチロゴが付いています。
過去モデルでいうと、湘南のロドリゴ選手が現在も愛用しているリオKIはインサイド部分のロゴがありません。
同じ湘南の内村俊太選手も、テッサライトのインサイド部分のロゴを取り除いています。
現在は選手別注もしくは一部ショップ別注のシューズでこのロゴが取り外されています。
人によっては市販品のロゴをわざわざ外して使う方もいらっしゃるとか。
取り除く理由としては
・キック、コントロール時に影響が出るから
・外すことで特別感が出るから(内村選手はこの理由です)
この2点のどちらかが大きいと思います。
私個人はこのロゴによるボールの弾き感が逆に好みなので、ロゴは普通に付いたままで良いと思っています。
②シュータンの表材(人工皮革、メッシュ)
集計結果
メッシュ・・・53%
人工皮革・・・47%
続いてシュータンの表材の種類です。
こちらも票が割れました。
主要モデルだとカンピーナス、サンルイス 、テッサライトにはメッシュが表材の柔らかめのシュータン、
ボアビスタには人工皮革の表材のやや硬めのシュータンが採用されています。
人工皮革のシュータンは硬さを感じるので苦手、逆にその硬さが良いと言う方も。
本当にその人の好みが出ると思います。
私はしっかりと甲が包み込まれるような感じと、キック時の感覚が良いという理由で人工皮革の表材の方が好みです。
(特に人工皮革+スウェード内張りのシュータンだと、これまた弾き感が出る)
③シューズ内張りの素材(ニット、スウェード、メッシュ)
集計結果
スウェード・・・69%
ニット(現行PROモデル)・・・23%
メッシュ・・・8%
続いてシューズの内張りの素材の種類です。
こちらはおよそ7割の得票率と、圧倒的にスウェードのライニングが人気でした。
昨年から登場したPROモデルに採用されている薄手ニット素材の人気もまずまず。
プレー中もブレは感じないですし、汗を吸わずニオイが気になりにくいという点でも私は気に入っています。
私がデスポルチに限らずフットサルシューズを購入する際には、
「スウェードライニングか否か」が1番の決め手だと言っても過言ではありません。
そのくらいスウェードライニングが大好きです。笑
他メーカーにおいてもですが、「これ良い感じなのにライニングはメッシュかよー」と購入を見送る事が多々あります。
メッシュライニングが悪いという訳では決してありませんが、靴擦れしにくく足入れしやすいというメリットがある一方で、
特にインドアで履く分に関しては、踵が滑りやすいというデメリットが結構大きいです。
ただ、プレーする機会が少ない方や初心者の方には、足入れしやすく値段も手頃なメッシュライニングのモデルはオススメできるかと思います。
④中底の緩衝材(PORON、NanNex、緩衝材無し)
集計結果
NanNex・・・52%
PORON ・・・40%
緩衝材無し・・・8%
選手別注モデルの多くと、市販品の「PRO」モデルに採用されているNanNexが最も人気。
PRO以外の現行モデルに入っているPORONも4割と高い支持を得ています。
NanNexは高反発でグニュグニュとした感じ、PORONは低反発で体重をかけた際にゆっくりと沈み込むような感覚。(個人の見解です)
PORONは温度依存する性質を持っているため、特に冬場や寒い地域でプレーする際にはカチカチに固まってしまいます。
ウォームアップで足が完全に温まるまでシューズの馴染みが悪くなるというデメリットを感じます。
どちらもクッション性には優れており、個人的には緩衝材は必須です。
たまに緩衝材無しのモデルを履きますが、やはり足裏が痛くなります。
ただ少数派ですが緩衝材が無い方が好みという方もいらっしゃいました。
湘南のロドリゴ選手は試合では緩衝材もインソールも入れない、極限まで足裏感を高めたシューズでプレーするとの事です。
⑤好きなモデル(カンピーナス、サンルイス 、テッサライト、ボアビスタ)
集計結果
ボアビスタ・・・33%
カンピーナス・・・27%
テッサライト・・・21%
サンルイス ・・・19%
モデル別ではボアビスタの得票率が高かったものの、そこまでバラツキはありませんでした。
これは個人的には意外な結果でした。
基本的にアッパーは3種類(ボアビスタとサンルイスはシュータン以外ほぼ同じ)でそれぞれ特徴を持っています。
カンガルーレザーのモデルに限って言えば、表面に出ているレザーの面積の大小(シューズ自体が伸びやすいか伸びにくいか)が履き心地や好みが分かれるポイントの1つになると思います。
上の画像中央のテッサライトはレザーの採用面積が最も小さく、伸びにくい仕様、
反対に画像右のカンピーナスは最も大きく、伸びやすく足馴染みの早い仕様になっています。
画像左のボアビスタはカンピーナスよりもややレザーの面積が狭く、(少し分かりにくいですが)
バランスの取れているアッパーに感じます。
ちなみに、この①〜⑤の質問でそれぞれ得票率が最も高かった仕様を反映したシューズは、
インサイドのロゴは無くシュータンの表材はメッシュ、シューズ内張りはスウェードで
中底の緩衝材にNanNex採用のボアビスタという事になります。
いや〜、確かに魅力的かも。笑
この集計結果はサルシューにこだわりを持った方々を中心とした意見であり、
あくまでも参考資料の1つとして、企画開発やこれから別注シューズの発売を検討されている各ショップさんにお使い頂ければと思います。
ではまた次回!
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