『プロ野球「予告先発」導入から10年』という記事

https://news.yahoo.co.jp/articles/22bab651982f5a61e8d08c4c80d900d9057a0626

 

個人的には、DH制のあるパ・リーグだからこそ予告先発が生きるのであって、DH制のないセ・リーグでは予告先発は不必要な制度なのではないかと考えています。

確かに最初はファンサービスのためではあったのですが、偶然にもDHに関わる野球規則に非常に親和性のある制度だったわけです。

 

あくまで個人的な感覚ですが、セ・リーグは予告先発制度から野球のレベルが低下してしまったような気がしてなりません。

 

パ・リーグはDH制の導入、前後期制・プレーオフ、予告先発、マンデーパリーグ、現行のクライマックスシリーズにつながるプレーオフなど、いろいろな改革をしてきました。

これは、安定した観客動員や放映権で「別にあえて新しいことをやる必要性がなかった」セ・リーグに対して危機感を覚えたパ・リーグが「何か新しいことをやる必要性があった」ということで、いわば、「革新的にならざるを得なかった」と言えるかもしれません。

 

パ・リーグが今までやってきたことが実を結んで逆にセ・リーグに危機感が生まれてきました。

そのセ・リーグがパ・リーグに合わせるようにプレーオフ(クライマックスシリーズ)を導入したり、予告先発を導入することでセ・リーグを盛り立てようと思っているのかもしれませんが、私は逆に、セ・リーグはもともと「気づかないうちに相対的な保守になっていた」わけですから、いっそのこと「積極的な保守」に方向を切り替えたらどうなのかと思うのです。つまり、

・クライマックスシリーズの廃止

・DH制導入の永久的凍結

・予告先発の廃止

これでやってみたらどうだと思うのです。

 

パ・リーグが「新しい野球」ならばセ・リーグは「伝統の野球」でこそ発展すると思うのです。

セ・リーグには原点回帰を目指してほしいと思います。

 

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