チーム
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ケン#39
2007年03月21日 14:01 visibility91
先日、前にいた会社のOB会と称する飲み会に参加した。
相変わらず華やかな表舞台で活躍している者、違う世界に
進み地道な道を歩む者、遠目に見ると誰だかわからない程
体型が変わってしまったやつ、みなそれぞれ様々な人生を
送っているようだった。
昔話に花が咲き、ボクがその会社に加わったその日、
いきなりイベントで都内のホテルに泊まった時のことが
話題に上った。
その日、夜、翌日のイベントの準備を終え、皆で軽く飲ん
だあと、部屋に戻り床に就いたのだけれど、夜中1時頃に、
本部長から「役員がたった今到着して、今から緊急ミーティ
ングを始めると言い出した。すぐに身支度して俺の部屋に
集まれ。」と呼び出された。
外資系の会社だったので、そんなこともあるだろうと、急いで
スーツに着替え、本部長の部屋へ行ったのだけれど、ドアを
開けて現われたのは、パンツ一丁にネクタイだけ締めた本部
長、そしてその後ろで死ぬほど笑い転げる仲間たちだった。
みんな子供みたいなやつらばっかだったけど、そんなみんな
だったからこそ、「オレたちが日本を変えてやるんだ。」なんて
夢みたいなことを本気で思ってた。
その後、いろいろなことが起こって、今ではみんなバラバラに
なってしまったけれど、久しぶりにみんなに会って当時の事を
思い出して初めて感じた。
ボクらは ”チーム” だったのだ、と。
*ちなみに、ボクの一件以来、みんなは味を占め、年に一回の
そのイベントで、その年に加わった新人に手荒な歓迎が繰り
返されるようになった。
ある年は、ホテルの赤絨毯が敷かれた廊下をほふく前進し、
またある年は、新人の部屋の前から、動物を誘い出す餌の
ように、昼間残った弁当をホテルの廊下に点々と並べ・・・。
QCでもやってみっか、そういうの。
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- 事務局に通報しました。
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