J1昇格プレーオフ準決勝☆磐田vs山形＠ヤマハ(現地レポ)

湘南の応援で夏に来て以来のヤマハスタジアムに行ってきました。

今はもうクラブカンファレンス(18時半～)が行われる平塚に向かっています。


移動しながらレポをできるところまで。


スタジアムに着いたのはキックオフ１時間半前。

スタジアム前のコンビニはレジがコンビニの入り口からぐるりと１周しなければいけないほどのカオス状態でしたが

イベントエリアはほのぼの。

ジュビロサポーター時代の友人たちにも、イベントエリアで湘南の試合ぶりに会えました♪


メインスタンドの見易い席を購入させてもらった代わりに
今日の私に課せられたミッションはジュビロのタオマフを巻いていくこと！


当時の菊地直哉選手のタオマフを巻いていったのですが
「27番時代の!?古っ(笑)!!!」と笑われてしまいました


(^-^;

また藤枝東の初蹴りで会おうね～！とバイバイし私はメインスタンドへ。

☆☆☆
引き分けでも決勝進出だった磐田でしたが

友人「緊張で吐きそう」そう前の晩からメールで言ってました。

ぶっちぎりの首位で昇格するであろうと言われていた磐田が、プレーオフでの争いを余儀なくされる年になるとは。


これが、湘南であってもおかしくなかったわけで。


そう思うと今更ながらこわくなりました。


☆☆☆
決勝進出を果たすのは、
ホームの磐田か。

それともアウェイの山形か。

サポーターが、入り口で配られたマッチデープログラムを広げ、サックスブルーでスタジアムを彩るなか、両チームの選手入場


☆☆☆

磐田

山形

山形ボールでキックオフ

☆☆☆
先制したのは、この試合に勝たなければいけない山形でした！


磐田のGK八田選手の判断ミス・プレーミスで溢れたボールを拾って、最後はディエゴ！

この失点で、磐田が、身内同士で揉める一幕も。

しかし、前半アディショナルタイムに山崎選手が同点弾!

引き分けでもOKの条件だった磐田が、
決勝進出の切符を再び取り戻した瞬間でした。



1-1で前半終了

揉めていたメンバーもこの得点で和解した模様


☆☆☆

後半キックオフ

動員は11239人

好場面はお互いいくつもあったものの、追加点が奪えず気づけば

アディショナルタイム4分

このまま引き分けで終われば、決勝進出が断たれてしまう。

それでも落ち着いた眼差しで、選手を見守っていた、山形の石崎監督。

いくつものチームの降格と昇格を監督としてたくさん体験してきた経験がそうさせていたのかもしれませんね。

☆☆☆

アディショナルタイムのセットプレーのチャンス。、自分のゴールマウスを飛び出して
相手のゴール前へと駆け出していったGK山岸範宏選手。


こういう場面で、まずGKが決めたことを私は見たことがなかったし、これもきっと決まらないだろうと思っていました。


私だけでなく、きっと磐田の選手も同じように思っていたのではないか？


もし、警戒していたのなら、そのマークに背の高い選手をつけなかったのはナゼか。


☆☆☆
その奇跡が起こりうることを信じていたのは石川竜也選手。

迷うことなくボールを山岸選手の頭に合わせると

山岸選手が、相手ゴールの左上にそれをしっかりと決めて、1-2に。

アディショナルタイムに、ゴールキーパーのゴールで勝利が決まるという、見たことのない光景に立ち会ってしまいました。


最後にゴールキーパーがあがってきても、スコアは動かない


そう信じきっていた私のデータを書き換えなければいけない試合になりました。

試合終了

両者、対称的な姿がありました。

でも、もちろん、山形も次の決勝で勝たなければ昇格は出来ません。


勝負の世界は
勝者があれば敗者があるのも常で、

中立の立場から冷静に試合を見ていると、


極端な話、片方のチームだけでサッカーをしているのを見ても(←あり得ないけど)ちっとも面白くなくて
二つのチームがガツガツとぶつかりあう姿が観られるこそ、こんなにも試合に引き込まれるんだなと感じました。


勝者はもちろん敗者のことも讃えたいと思うし、
今日のお互いのチームのサポーターさんたちは、しっかりとそれが出来ていたと言えるのではないか？と思いました。

シーズン中の勝ち点1の重さを考えると

やはりプレーオフは無くなったほうがいいのではないかと思います。


それでも、今季のレギュレーションであるかぎり、

決勝で来年の昇格切符を手にするのが千葉なのか？山形なのか？


今季同じリーグを戦った仲間の最後の戦いを、12/7味スタで観てきたいと思います。