
天皇杯☆Fマリノス×福島ユナイテッド@日産スタジアム
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sweet
2009年11月01日 20:05 visibility691
15時から天皇杯3回戦2日目・横浜Fマリノスと福島ユナイテッドの対戦を観に日産スタジアムに行ってきました♪
到着するとたくさんの福島サポーターが駆け付けていてビックリ!
(写真)
そういえば、先月市原で開催された『全社』にも大勢の赤ユニ応援団がいらしていました!
福島はまだ「J」の名のつくチームが無い県なんですよね。
サッカークラブと地域・地元企業の三位一体の現状をテーマに卒論を書いていたもう約10年以上前、
当時、『福島フットボールクラブ』といって郡山の商工会議所内に事務局をもつチームを取材させていただいたことがありましたが
どうやらそちらとは違うカタチで生まれてきたチームのようです!
メンバーを見るとJ2経験者も多く、JFL参入に向けて「本気」なのが分かります。
ではまず今日の福島ユナイテッドの出場メンバーから。
()内は前所属チーム
GK
31内藤(モンテディオ山形)
DF
2小田切(古川電工千葉)・5時崎(水戸ホーリーホック)・4青柳(ガイナーレ鳥取)・8金(水戸ホーリーホック)
MF32清水(バンディオンセ加古川)・3間下(作新学院大学)・29片原(バンディオンセ加古川)・21深澤(栃木SC)
FW17金(流通経済大学)・9村瀬(MIOびわこ草津)
途中交代は
61分に32清水→30山下(町田ゼルビア)、73分に3間下→7時崎(ラスティング郡山)、81分に21深澤→10桑原(ザスパ草津)
マリノスメンバーも一応簡単に書いておくと
GK飯倉・DF田中(64分に34番丁選手in)・小椋・中澤・小宮山・MF松田(57分に15番金選手in)・河合(75分に20番水沼選手in)
片やプロのサッカー選手、片やアルバイトで生計をたてながらサッカーしている選手も少なくないアマチュア選手
「どんな戦いになるのか?」がまず楽しみでした!
ピッチに出てきた姿を見ればトリコロールのマリノスカラーのせいなのか、いや、そうじゃなく明らかに洗練されたプロらしい、逞しいたたずまいなマリノス軍団
見た目だけでなく、いざ試合が始まっても、ベテラン選手や普段から先発でJ1の試合に出ているマリノス選手たちの「個」のプレー・巧さはイヤでも目にとまってしまう。
結果は前半11分と17分に坂田選手、43分に田中選手、72分に福島ユナイテッドのDF5番・時崎選手がセットプレーから1点返すも74分に狩野選手が決めて4ー1でマリノスの勝利
圧倒的な「個」の違いがあるのにスコアはそこまで離れていない。
途中から、どうしてそこまで点差が開かないのかを探りながら試合を見ていました。
確かに1対1では敵わない場面はたくさんあるんだけど
1対3あるいは1対4で
詰めていったとき、いくら相手はマリノスの主力といえどボールを奪うことが出来る。
後半はそうした小さな積みかさね、そこからの攻撃というものも見れて、まだまだ試合を見ていたいキモチになりました。
サッカーって本当に楽しいですよね!
圧倒的な「個」と書いたけど、なかにはマリノス選手と紙一重な選手もいたりして
本当に分からないなと思ってしまいます♪
兵藤キャプテンを見られなくて残念だったけど、マリノス選手の高い個人技、若手の小椋選手・アーリア選手・途中から出てきた水沼選手たちの果敢にチャレンジする姿勢も見せてくれたし
今日の両チームの選手たちに感謝したいと思います!
試合後、マリノスベンチへの挨拶を終えると自然にマリノスG裏に向かっていった福島ユナイテッド全メンバー
鮮やかにトリコロールの傘を回し、ルンバを歌いながら勝利に歓喜していたマリノスのG裏が、その貴重な時間を止め、福島ユナイテッドの選手に大きな拍手を送ってくれました。とても感動しました☆
やっぱり現地には素晴らしい出来事がたくさん転がっていますね。
さて、今日私がイチバン楽しみにこの会場に足を運んだ理由
こちらの日記にも何回か書いていましたが、深澤選手のプレーを見たかったからです。
MF登録、しかし気付けば最前線でボールを追いかけまわしていました(笑)
攻撃の起点にもなっていたし、トラップもドリブルもうまいし、あの河合選手や中澤選手との1対1もかわした場面もあったし
奪った1点も
そのチャンスを掴んだのは深澤選手のシュートから。
福島ユナイテッドで中心となり活躍している姿は嬉しかったけど
熱いプレーをみせられて、やはり寂しいというか、栃木SCの選手としてまだまだ見ていたかった、そんなメランコリーな気分にもなってしまいました。
こんなこと書くのは滅多に無いので今日はお許しください。
トライアウトで負傷して途中棄権した、この1月から見ていない、と前に書きましたが、試合前、サッカーノートをめくっていたら、去年9月足利で前半43分に稲葉選手と交代でアウトして以来、公式戦を記した私のノートに彼の名前は刻まれていませんでした。
その3日後の法政大戦のメモにはア式蹴球部メンバーとしての千真くんの名前も。
あのときとは違い、私が応援している栃木SCでもア式蹴球部でもなくなった彼らを
今日こうして、まったく違う大会・チームではあるけれど、サッカーという共通項だけでまた見ることが出来た♪
来年もどうなっているかわからないし、状況も物事もどんどん変わっていく、サッカー界においても変わらないものは無いんだと思ったら切なくなったけど、
でも、彼らがサッカーを続けているかぎり、どこにいっても、また必ずサッカーのある場所で出会うことが出来る!と今日気付かせてもらった気がします。
これから先のサッカーライフ、まだ何が起きるかわからないけどひとつひとつ大切にしていこうと思います☆
- 事務局に通報しました。
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