J1 2nd第5節ベガルタ仙台vs湘南ベルマーレ@ユアスタ
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sweet
2016年07月24日 22:33 visibility607
同じgetなら、ポケモンより勝ち点3!!!
昨日の試合後、スタジアムから泉中央駅に抜ける暗闇の公園内は、
スマホ片手にポケモンを探して公園奥に向かう仙台市民と、勝ち点を探し求めてJ1行脚をしている湘南ベルマーレサポーターとが交錯していました。
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昨晩はお疲れ様でした!
千葉と清水の試合を観に行く余力なく(汗)
仙台→東京は、2杯目のずんだシェイク片手に新幹線で塩崎さんと、東京→静岡は単身、高速バスで仙台からまっすぐに家に帰ってきました。
(サテライトの試合行きたかったなぁ!)
今回の遠征でお世話になった皆さんありがとうございました。
昨年のベルマーレクイーンで今年からNHK仙台放送局のアナウンサーをされている村田奈央さんがサポーター席に挨拶にきてくれたほか、
今年も福島大学の今井先生が、卒業生のゼミ生をたくさん連れて、ナビスコ神戸戦@とうスタにつづき湘南ゴール裏に参戦してくださいました。
(今井先生は先日のアウェイ神戸戦にも来てくださっていたとのこと)
こんなに遠くに住んでいても、故郷の湘南ベルマーレのことを考えてくれていたり、湘南ベルマーレの試合を大切な集まりの場所にしてくださっているというのは嬉しいことです☆
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高山キャプテンが昨日は体調不良のため不参戦となってしまいましたが、サポーターにも体調を崩している仲間がたくさん。
勝てていれば、免疫力もあがって体調もいい状態をキープ出来そうなんですが。
セカンドステージが始まって、勝ち点を取ることが出来たのはアウェイ新潟戦のみ。
昨日も後半湘南のチャンス!から一転、ウィルソン選手の一撃にやられて悔しい敗戦。
あれを決めきれていたら…あのシュートが決まっていたら
本当にあと一歩だったので悔しさもひとしお。
戦術とかシステムとかどうでもいいから←
とにかく選手が一生懸命で、がむしゃらに走ってがむしゃらにゴールを狙い、命懸けでゴールを守る、そんな熱いサッカーが観たい!!
そんな基準でサッカーをたのしんでいるオタクとしては、
同じJ1の舞台で2013湘南ベルマーレから感じたものより
今年は物足りないものを感じていたのも確かでした。
でも、昨日も目の前にいた選手たちは本当に一生懸命プレーしていて、ああいう姿を見てしまうと、
もっとあぁしたらこうしたらという注文がまったく出てこなくなってしまいました(笑)
きっと、いま自分たちがこんなに悔しいのは、2013年の湘南ベルマーレがあんなにワクワクさせてくれたから。
出来ていたものが出来なくなったから。
そう思っていました。
でも、
冷静になって振り返ってみました。
あのときはアレックスサンターナ選手のPK前の奇妙な舞だとか(笑)、
苦しい戦いであったはずなのに、目の前のいろんなことをたのしめていたなと。
いい意味で開き直っていた&チャレンジャーだった
その頃に比べたら、
今はJ1という舞台と現実的に真面目に付き合っているなと。
プライドを持っているなと。
だから苦しいし
たのしいかどうかでいえばたのしくないかもしれないけど、
たのしくなければそれは悪なのかといえばそれはまたちがう!ということに気がつきました。
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ここはJ1の舞台。
対戦相手は、湘南がJ1とJ2を行ったり来たりしていたあいだもJ1に留まっていたような強い相手ばかり。
さらに、
Jリーグ独自の移籍金システムが原因で金銭的に裕福ではないチームの選手は質が良くても違約金が安くて済むから、
裕福なチームは小銭を払うくらいの感覚で簡単に選手を引き抜いていってしまうし、資金力のあまりないチームは1年また1年とどんどん苦しくなっていく一方。
実際に今年の湘南は、怪我で戦列を離れている俊ちゃん(菊地選手)も含めたら、去年の先発が5人居ない状態で戦っているというのが現実。
J1のチームの選手なのに
アウェイ新潟からはバスで帰ってきたりしていたし、
今のJ1で資金力のないチームが勝っていくっていうのは簡単ではないんだなと思いました。
そういうことを冷静に考えていたら、
こういうチームの勝利って、編成費が潤沢にあるチームのそれより何倍も喜びを感じられるんじゃないか、重みがあるんじゃないかと、ますます勝つことに対する欲求とたのしみが沸いてきました。
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個人的には遠方アウェイ3戦を含めた7月が湘南の来年の立ち位置を決める第一の山場だなと思っていたので
当然ながら、結果にはまったく満足していません。
昨日の試合を終えて、順位は降格圏の16位。
この後の
川崎、浦和、広島、鹿島、G大阪といった上位陣との連戦に
勝ち点の貯金が何も出来ないまま挑まなければならなくなりました。
もはや、
「強豪相手にはいい試合をするもんね!?」というなんとなくのプラスのイメージだけがサポーターのメンタルを支えといると言っても間違ってないかもしれません。
それでも次の試合はまたすぐやってくるし、
立ち向かっていかなければなりません。
昨日も悔しい試合だったけど、一緒に悔しさを分けあえるサポーターのみんながいて、
スタジアムを出た後は
「バイアがFWをやって、大槻をDFにしたら面白そう!」(敬称略ですいません)
なんて冗談を言いあって、みんなで駅まで歩いたり、結局ずっとベルマーレのことを考えて結局最後は笑っていた気がします。
湘南ベルマーレは私たちの共通の宝物です。
少なくとも
私の周りのみんなは、これからもとことんこの湘南を追いかける(笑)応援する!!あきらめない!!
と誓っておりました。
ドアウェイになりそうな試合でありながら、新潟戦も神戸戦も、昨日の仙台戦も、いつもまったく心細くならなかったのは、いつ行ってもそこに緑と青の仲間がいてくれたおかげでもあります。
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昨日の試合後
選手が挨拶に来たとき、
いつでもどこでも共に闘う!俺らは歌うのさ、湘南のために
をチーム全員が見えなくなるまで、サポーターみんなで歌い続けました。
選手やチームに言いたいことや叫びたいことはそれぞれいっぱいあったかもしれないけど、
そうしてみんなが伝えたいことすべて
現地にいたみんなで歌った「いつでもどこでも、共に闘う」に込めたと思っています。
あれこれごちゃごちゃ言うよりずっと湘南らしくて良かったなと思います。
コールリーダーは
「みんなそれぞれ選手に言いたいこともあったと思うし、(一斉でのコールにしてしまって)申し訳ない」と謝ってくれていたけども、
いい選択をしてくれたと思います。むしろ感謝です。
試合後の選手のコメントを見ても、チョウさんと心は一緒で、
何が出来ていて何が出来ていないかよく分析出来ているな!と感心させられました。
この選手たちの
勝って喜ぶ姿を、この仲間といっしょに観るためにはまた元気にスタジアムに行かなくてはなりません。
昨日の仙台さんもホームで勝ったのは1ヶ月ぶりだったとのこと。
湘南だけじゃなく、苦戦しているチームはいくつもあるし、そんななかで最後までやっぱり諦めないで、前を向いてがんばっていくしかほかはないと思います。
出来なかったことが出来るようになったことをいつか全員で喜びあえる日を楽しみに。
仙台グルメの写真はまた今度。
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