栃木SC・債務超過発表記者会見から1日

  • sweet
    2013年11月06日 23:07 visibility1164

こんばんは。

今日から週末にかけて
今夜帰り道に買ってきたこの3冊を読んでみようかと。




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昨日の記者会見で
今季1億4000万円あまりの債務超過が見込まれることを発表した栃木SC

2014年度にこの債務超過を解消出来なければ

栃木はJリーグのクラブライセンスを剥奪されることに。


それだけで留まることが出来ればまだよくて
最悪の場合
クラブの存続自体が危うくなるということも想定しておかなければいかないと思いました。


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チケット代を上げれば入場料収入は上がるだろう


J1に昇格すればorJ1昇格争いに加われば
観客は増えて

メディアからの注目も集まって

スポンサーも増えてなんとかなるだろう

・・・・
そうしたこれまでの甘い見通しが
この顛末を招いたと言ってもおかしくないクラブだからこそ

もうこれ以上
下方修正する必要がないように

ここで最低の状況を想定しておくことが大切だと思われます。


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J1昇格争いに加わればサポーターは増えるだろうという甘い考えは私にもありました。


少なくとも
私の経験からはそうなるはずだと思っていました。



でも・・・違った。


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↑栃木SC公式HPに載っていた先週の長崎戦の写真です。


昇格を目指しているチームのサポーターが
今年あと残り4試合しかない段階でこれだけしか来ていない


もちろんこの日どうしても他にお仕事や家庭の都合などで来られなかった方々もいるので

その方たちを批判しているわけではありません。
(この写真に写っていない席やメインスタンドにもサポーターさんは居たし現場の体感的にはたくさんサポーターが来ている感覚でした。
なのでこの写真を見たときは
こんなにも少なかったんだとちょっとショックでした)


でもこれも
サポーターの絶対数が多ければ
そういう来れない方たちがいくら居ようと
もっとサポーターがたくさん集まったはずだと思いました。


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メディアも
本当に栃木の地元媒体は栃木SCに興味があるのか?と思います。

それが良いか悪いかはともかく
昇格に向けたここいちばんの試合に
メディアが殺到するのは常です。


でも栃木で今回の長崎に帯同した地元メディアや記者は一体どれくらいいたのだろうか?と思いました。


昇格に向けての大きな一戦
そこで戦うサポーターのリアルな姿や
試合後の選手を追うカメラが一台もいなかったことに現場にいて驚きました。


サポーターの人数にしても
メディアの熱意にしても


他のクラブチームにいた(応援していた)頃は当たり前だったことが
栃木では当たり前ではありませんでした。


それらの現状を踏まえて


「栃木にこれまでの『当たり前』は通用しない」


とまず考え方を変えることから
先日私もリスタートしたばかり。


昨日の記者会見を受けて
あらためてクラブの在り方について考えてみるいいキッカケだと思ったので


今回この3冊を購入してきたわけです。


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まず1冊目

『なぜレアルとバルサだけが儲かるのか』

・サッカークラブ経営に魔法は存在しない

・2013年春 日本サッカー界にクラブライセンス制度導入。日本のクラブが進むべき道とは!?


この本は帯POPに書いてあったこの2つを読んだだけで購入してしまいました。

バルサとレアル
栃木とは差が有りすぎるかしら。

海外サッカー音痴な私にこの本の内容を読みとくことはできるのか(汗)


パラパラめくってみましたが
数字アレルギーの私にはちょっと向いてない本かもしれません(購入しておいてなんですが…)
でもせっかくなのでがんばります(読みます!!)



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つづいて2冊目
『Jクラブ強化論』
いくつかの章に別れていますが

それぞれ

・常に考える「正のスパイラル」山道守彦氏(浦和レッズ)



・FC東京は’育成型ビッグクラブ’へ 立石敬之氏(FC東京)


・「クラブをどうやって存続させていくのか」梶居勝志氏(ガンバ大阪)


・「ヴァンフォーレはメディアになっている」佐久間悟氏(ヴァンフォーレ甲府)

・「やっぱり、風通しですよ」小見幸隆氏(元柏レイソル)


・「地域とどれだけ一緒にやれるか」鈴木徳彦氏(水戸ホーリーホック)


・「プロのGMをつくる」久米一正氏(名古屋グランパス)


・代理人から見た「賢い強化」稲川朝弘氏(FIFA公認代理人)


どの章も興味深いものばかり。
これからじっくり読んでみます!!


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そして最後の3冊目
これは今日購入したばかりですが
もう内容は全部知ってる!!(笑)


ナゼかというと10月23日の発売日から本屋に通っていつも立ち読みしていたから←社長さんごめんなさい(笑)


湘南ベルマーレの真壁社長の著書
『崖っぷち社長の挑戦』


やっと今日
これは買わねば。手元に置かねば!と思って購入しました。


↑余談ですが発売初日に8冊静岡の店頭にあったこの本が
今日は残り2冊になっていましたよ☆

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この本の第3章のなかに
「債務超過1億円」という記事があります。


2012年2月に
湘南も今の栃木と同じような額の債務超過がありました。

債務超過の原因も栃木と同じで

入場者が少なくて入場料収入が低かったことと

選手の契約金を減らすことが出来なかったと。


そこで湘南は一体どう取り組み
どう債務超過を解消させたのか



それが綴られています。


持株会や選手会の協力など

栃木の債務超過解消のヒントになりそうなものが載っています。


読んでみてください。


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湘南の真壁社長は記者会見だけでなく
サポーターや関係者に直接説明したいと

臨時のクラブカンファレンスも開いていました。

栃木SCにとって
いまいちばん大切なkeyも私は社長のそうした姿勢にあると思っています。


これまで対話をしてこなかったクラブとサポーターが対話をするキッカケになるのであれば


この債務超過の問題は
栃木SCの歴史において
ただのデメリットだけで終わることはないのではないかと思います。


これをチャンスにするかしないか
その取り組み・姿勢を支援者もサポーターも見ていると思います。


資金を持っている方たちも栃木SCに投資してもいいという方たちも実は結構います。

でもクラブと長く深く付き合ってきた方たちほど

このクラブにはただお金を渡すだけでは
それが水の泡になるだけだということに気づいています。

投資に足踏みをしているのが現状です。

信頼できる経営陣が整ってはじめて
歯車は動き出すんだということもついでに書いておきたいと思います。

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心配だったのは
昨日の記者会見を受けての現場の選手の様子でした。

今日りこさんが見学に行って
「いつも通り」だったこと
GKのエノタツさんや
特に阪倉コーチの気迫が凄かったことを(笑)
レポしてくださいました。

あ♪この日記を書いているあいだに朋子さんからもレポが届きました!!

ありがとうございます!!

最良の道を行くためにも
残り3試合の現場のパワーがとても大事なポイントになるのは間違いありません。

がんばってほしいですね!!

HOME最終節のあとに急遽クラブカンファレンスでも開催されるようものなら

湘南の試合が終わったあとでも栃木に駆けつける気持ちでいます。

そうなればいいのにな。

今回も様々な意見やメッセ&コメントありがとうございました
m(__)m

これから明日にかけて
お返事書きますね。

いつも感謝!!!





































































































































































































































































































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