野球場のビフォーアフター (守山市民球場)

  • Mr.black
    2015年09月18日 11:03 visibility2161

今回大学野球京滋リーグを観戦したのは滋賀県の守山市民球場。

2011年8月に一度訪問したことがあります。ただ、この時は佐川美術館行きが主たる目的で球場へは見物だけのつもりで立ち寄りました。

しかしその時偶然少年ソフトボール大会が行われていたので渡りに舟とばかりに入場し、30分程度観戦できたのです。

 

この当時の守山球場はグランドが狭く設備が貧弱、そして老朽化もしていたので硬式野球ではあまり利用されておらず、「ゆくゆく寂れて行くんだろうな。そのうち硬式野球での利用が全く無くなったりして・・・・」と思っていました。

市側もそれを懸念したのかもしれません。最近大規模に改修され、以前とは見違えるほどになりました。近年京滋リーグでは2部でしか利用されていなかったのが、今回は1部が利用しました。復権したのかもしれません。

 

 

これがビフォー。

 

 

こちらがアフター。

赤レンガ色だった塗装がアイボリーになっています。

そして球場名の文字がスタンド上部にあったのを下に変えています。これは大会開催で横断幕を張ると球場名が見えなくなっていたからかもしれません。(ビフォーの横断幕の所に球場名がありました。)

更に屋根がコンクリート製から白の膜屋根に変更されています。

全般的に明るい雰囲気になりました。

 

 

ビフォー。

この時はソフトだったので外野を狭くしていますが、全体としても両翼91m、センター120m、と狭かったのは事実。

 

 

アフター。

おそらく外野スタンドを削ったのでしょう。両翼100m、センター123m、と広くなっています。

そして外野の芝生が天然芝から人工芝に変更されています。

 

 

ビフォー。

左中間寄りにあったスコアボード。パネル手動式です。

 

 

 

アフター。

位置がセンター正面に変更。そしてLEDビジョンになりました。

右上の審判名のところには投球後数秒間スピード表示が出されます。

選手名のところにはファール時に「ファールボールにご注意ください」と赤で大きく警告文字が出ます。(メンバー表部分全体を使う大きさ)

 

 

 

 

もっとも変わったのがスタンド。

以前は内野スタンド部は全てコンクリート席でした。

 

 

 

 

アフター。

バックネット裏は背もたれ付きの個別席。1・3塁ベンチ上は長イスになりました。

外野は以前と同じく芝生席。全体で5,300人収容とのこと。

 

これらのリニューアルで前回よりは格段に快適に感じました。おそらくは硬式野球の利用が増えると思われます。

なお、照明はありません。

 

 

白で囲んだ部分は防球ネット。

確信が無いのですが、以前よりも若干高くなったように感じます。

以前のネットは「硬式野球をするには低いのでは?」と思っていた記憶がありますので。

 

 

この球場のネックはこれ。外野スタンドが何の仕切りも無く、おまけに階段まであって簡単に入れるので有料試合開催が難しいです。京滋リーグは1部2部とも無料なので差支えはありませんが、高校野球の有料公式戦となれば話は別です。

以前は滋賀大会の春秋での利用があったはずですが、夏の利用は無かったと思います。今後どうなるのか・・・・・?

 

↓ ちなみに下がビフォー。階段回りも改修されているのが分かります。

 

 

もうひとつのネックは交通アクセス。

JR守山駅から近江バス利用になります。このバス、「守山運動公園」に行く便(杉江循環線)は少ないので「立命館守山中・高行き」を利用した方がいいです。

そちらの方が便数が多く、学校の停留所から球場へは徒歩5~6分程度です。

バス賃はこの時点で220円。

 

 

↑ なお、写真は別な時の「佐川美術館行き」のもので、この便は守山球場へは行きません。ご注意ください。

近江バスは西武グループなので、ライオンズのレオマークが入っています。

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