ラッキーゾーン復活 (西京極球場・わかさスタジアム)
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Mr.black
2016年08月04日 10:11 visibility4162
先日の女子プロ野球観戦時に気づいたことがありました。
それはラッキーゾーンの復活です。
西京極球場(わかさスタジアム)は両翼100m。
女子選手でこの柵越えは厳しいということもあり、女子プロ野球開催時は臨時のラッキーゾーンが設置されます。(90mの位置に設置。)
ところで上はGW期間中に観戦した時の写真。
ちょっとわかりにくいのですが、この写真ではラッキーゾーンはありません。この時は今期の初観戦だったので、てっきり「今期からまたラッキーゾーンは廃止になったのか?」と思っていました。
しかし先日の試合ではラッキーゾーンが復活。
「この運営の違いはいったい何だろう?」と悩みましたが、ふと「GWの時は女子プロの前に社会人野球の試合があった」、ということに気づきました。
この社会人野球の試合が長引き、予定より遅れて女子プロの試合がスタート。バタバタしていたのでラッキーゾーンを設置する時間的余裕が無かったのでしょうね。
↑ これは直前に行われていた社会人野球の表彰式のシーン。
↑ こちらがラッキーゾーン設置時の遠景。
わかりにくいかもしれませんが、女子プロ野球スポンサーの広告幕がある場所がラッキーゾーンのフェンスの位置です。ちなみにラッキーゾーンが設置されていない時の写真を見るとスポンサーの幕は外野フェンスのネット部分に付けられています。
現在日本の硬式野球場でラッキーゾーンが常時存在するのは調べた限りでは鳥取の倉吉市営球場だけだそうです。何故倉吉だけいつまでも撤去しないのか?これには理由があります。ラッキーゾーンの中に照明塔があるので撤去する為には照明の移設工事が必要になるからですね。これには莫大な費用が掛かるのでなかなか着手できないみたいです。
(ラッキーゾーンの中に照明塔のある球場、ラッキーゾーンを撤去してフィールドに照明塔が建っている球場、どちらも珍百景になる?)
女子プロ野球でのラッキーゾーンの距離は既述の通り90m。近年は女子選手と言えどもこのフェンスを越える打球を打てる選手が複数出てきています。先日もフェンスギリギリまで飛んだ打球がありました。
はたして将来ラッキーゾーンを完全撤去させる女子選手が輩出されるのかどうか?楽しみにしています。
最後におまけ。
写真は西京極球場へ行く為に乗った阪急電車。ラッピングされた列車が一部あり、これは「古都」と命名された車両です。阪急はメイン路線が3つあり(支線は除外)、その内の京都線の列車が「古都」として京都の様々な情景がラッピングされています。
この他、宝塚線には「宝夢(YUME)」と命名された車両があります。それには手塚治虫氏の作ったキャラクターがいっぱい描かれています。宝塚に「手塚治虫記念館」があるからです。
そして神戸線には「爽風(kaze)」と命名された車両が。そちらは「わたせ せいぞう」氏の描き下ろしイラストがラッピングされています。同氏のイラストはオシャレなので以前から好きでしたが、神戸市出身とは初めて知りました。
しかしながら関西には古都が2箇所もあるので恵まれているな、と思っています。
京都・奈良を走るJRや私鉄他社でもこういった感じのラッピング車が期間限定で走ることがあります。
ぜひおいでやす。(笑)
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