
スコアボードが見えづらい(小田原球場)
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Mr.black
2025年07月26日 13:54 visibility291
昨年はあまりの酷暑で7月・8月はどこにも行きませんでした。
しかし今年は3月・4月が天候不順で予定していた遠征がほとんどアウト。それを取り返したいと思い、この夏も昨年同様の厳しい暑さの中、強行軍で遠征しました。
訪問先は神奈川県の小田原球場。観戦したのはBCリーグの「神奈川フューチャードリームス VS 信濃グランセローズ」。
現在BCリーグには8球団が加盟しており、偶然ながら今回の観戦で1シーズンでの全球団網羅をすることが出来ました。これは初めてのことです。
試合は6-0で神奈川FDの勝ち。これで首位をキープです。(西地区1位)
入場料は当日一般1,300円。おそらくBCリーグで一番安いのでは?と思います。(BCリーグは球団ごとに入場料が異なります)
↑ 攻撃側の紫ユニが神奈川フューチャードリームス、守備側の白ユニが信濃グランセローズ。
見えないかもしれませんが、信濃GSのユニには縦じまが入っています。
胸マークはスポンサー「HOKTO」のロゴ。
この日は非常に暑かった為、小刻みに休憩タイムが作られ、その間にチアのパフォーマンスが行われていました。チアは球団の公式チームで「Dream Girls」。この日は3名でしたが、本来は7名のようです。
マスコットの「未来くん」「夢子ちゃん」は来ていませんでした。
(独立リーグではマスコットが必ずしも来るとは限りませんので・・・汗)
↑ ちなみにこれが「未来くん」。以前に横須賀スタジアムで撮影したものです。
本題の球場レポートを。
正式名は「上府中公園小田原球場」。
以前は小田原城の一角に球場があったのですが、狭小なのと、お城の敷地で遺構などが地下に存在する関係で1990年代に閉鎖され、代替えとして二代目球場が郊外の現在地に作られたそうです。
ところで私事ですが、今回小田原球場で観戦したことにより、夏の高校野球神奈川大会で使用される12球場の内、11球場を踏破となりました。(※)
残るは秦野(はだの)球場のみ。秦野には訪問歴がありますが、未観戦なのです。
しかしながら12球場も使用とはさすがにマンモス神奈川大会ですね。当初は「半分も行ければ御の字」と思っていましたが、ついにリーチまで来ました。
(※)ただし観戦したのは必ずしも高校野球だけ、というわけではありません。NPB・独立リーグ・社会人・大学・高校・女子プロなど多岐に渡ります。
内野クレー、外野天然芝。両翼95m、センター120m。
バッターボックス後方に「ODAWARA」表記あり。こういう表示、せっかく作ってもバックネット裏に近付け過ぎてスタンドからほとんど見えないケースもあります。この位置だとハッキリ見えますね。
照明は6基あり。照度は不明ですが、規模としてはまずまずの物。
座席はバックネット裏が背もたれ付きの個別席(一部は肘掛あり)。
それ以外の内野は背もたれ無しの個別席。ポール際から外野は芝生席。
全体の収容数は公称で10,000人。
バックネット裏には屋根があり、この日は炎天下で非常に暑かったので助かりました。
トイレは球場外側にあるので、有料試合ではチケットの半券は常時携行が必須。
スコアボードはセンター正面に位置。磁気反転式。時計の左側にスピード表示あり。
得点表示部が一番下で、まるで垂れ下がっているかのような珍しい形状。
「ODAWARA KYUJO」という表示も独特ですね。普通は「〇〇球場」「〇〇スタジアム」「〇〇STADIUM」のどれかで、この表記は見た記憶がありません。
問題は表示が見えづらかったこと。白文字・白数字でしたが、全体的に色が薄いのと文字が細いのとで、バックネット裏からはほとんど判読できませんでした。ネットの無い場所からでもかなり見えづらく(特に選手名)、これは改善して欲しいと思いました。
この日は独立リーグ公式戦だったので場外にキッチンカーが2台来ていましたが、周辺には何も無い場所なので行われる試合によっては飲食物持参が必要でしょう。
(今回来ていたのはオムライス店とビーフシチュー店)
私がこの球場を訪問するのが神奈川県内で後回しになったのはアクセスの問題です。
最寄り駅はJR御殿場線の「下曽我駅」で、球場までは徒歩20分程度。
これだけでみれば便利そうなのですが、この路線が1時間に1~2本しかなく、起点の小田原駅からは乗り換えも必要。ルートは東海道本線→御殿場線で、東海道本線が時々遅延するのもネックになります。
一方、小田原駅からタクシーでダイレクトに行こうとすればかなりの金額になってしまいます。
しかしこの日はかなり暑かったので往復歩きはキツイと思い、やむなく往路に小田原駅からタクシーを利用。道路が渋滞していた影響もあり、30分くらい乗車し約4,000円もかかってしまいました。(痛い~涙)
そこで帰路は下曽我駅までの徒歩を選択。少々道に迷い、余計な時間がかかって汗だくになり、これだけでもツラかったです。タクシー代は痛かったのですが、往復徒歩を避けたのは正解だったと思いました。
炎天下で歩く時、頭の中で毎回「俺は本当に大バカ者だ~」との声が渦巻きます。
でもまあ、いずれどこにも行けなくなった時にはこれら全てが良い思い出になるでしょう。その日はそう遠くではありませんから悔いのないように生きたいものです。
次回はちょっとした個人テーマを。
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