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地域活性化には一見無駄と思えることも必要

 

昨今報道などでよく語られることに「地域の疲弊化」、「過疎化」、「地域再生の必要性」などがあります。

私は大阪に住んでいる為に普段はこれらをついつい「遠い話」として聞いてしまっています。
しかし独立リーグやアマ野球の観戦で地方に行くと実感として身に迫って来るケースは多いです。
先日のBCリーグ観戦で能登に行った時もいろいろ思うことはありました。

 

上は七尾駅に停まっていた「のと鉄道」の車両。

これは永井豪氏が生み出したキャラクターのラッピング列車で華やかな感じですが、普通車両は1~2両編成の古ぼけたワンマンカーで一時間に一本程度しか便がありません。(知らなかったのですが、調べたら永井豪氏は輪島市出身なんですね。)

 

ところでこの点は乗り合わせているJRも同じことで金沢方面から和倉温泉に行く為の特急や観光列車を除けば金沢~七尾間の普通車はやはり少なく、その車両はのと鉄道と同じく古びた物でした。

 

前回書きましたようにこの日の来場者数は僅か231名。スタンドは閑散としたものでした。

(※)写真は試合開始のかなり前だったので尚更少ないです。開始時にはこれよりも増えました。

 

なお、石川ミリオンスターズは普段は金沢市民球場や石川県立球場、あとは小松末広球場(愛称:弁慶スタジアム)などで試合を開催しています。金沢市内や小松市内でやった方が観客数は当然多いでしょう。

でもこの七尾球場ではおおよそ年に2回、そしてさらに能登半島の北端に近い珠洲(すず)球場でも最低年1回試合を実施しています。それらの試合は大抵観客数は少なく、採算ベースで考えればもの凄く不合理なことでしょう。

 

 

スタンド内だけでなく球場の外もこんな様子。人影はまばらです。

でも独立リーグの指針には「地域貢献」、「地域活性化」があります。

人口が少ない、観客が少ない、交通の便が悪い、などの悪条件であっても試合をする意義はあると考えられています。

 

私が地方行脚するのは単に球場開拓だけでなく、独立リーグのそう言った方針へ賛同しているからでもあります。

土日が休めればもうちょっと行きたいのですがね。偉そうに言っても休みとの兼ね合いで年にほんの数回しか行けません。これでは「焼け石に水」であるという感覚は自分でも持っています。

 

でも「やらなければ完全なゼロ。NPBの大観衆のスタンドでの数名増加の比重は微々たるものでも今回のような231名中の数名は比重が違う」と信じたいです。

 

 

現在の景気状況で滋賀ユナイテッドが創設されBCLに加盟したのも地域活性化へ貢献したいからなのでしょう。

そして関西でなくあえて北陸方面に出てきた滋賀球団。今後の動静を見守りたいです。

 

 

試合の前後や合間にあれこれ行う独立リーグ。(笑)

 

私の過去の実体験では ↓

選手の来場者お出迎え・試合後のお見送り

売店での手伝い・場内販売の手伝い

イベント参加

などがあります。

 

そして私は見ることは出来ませんが、普段は地域のボランティア参加・地域イベントの手伝いや参加・野球教室開催・学校や幼稚園や保育園への訪問など選手たちはいろいろやっています。

地域活性化には一見無駄と思えることがあるかもしれませんが、「何事もやらないで頭の中で考えるだけでは机上の空論に過ぎない。まずは行動することの方が大切」と私は思っています。

リーグ関係者とどこまで共有出来ているかはわかりませんが、空回りでも出来る限りやりたいものです。

 

 

 今年の石川のキャッチフレーズなのでしょう。

「さあ、野球場へ行こう!!」

 

以前徳島でも「野球場へ行こう!」という球団のノボリをあちこちで見かけました。

 

地元で野球観戦が当たり前のように出来る・・・この貴重さを各地の野球ファンは再確認して欲しいとも思っています。

 

支えそして支えられて自分たちの日常がある。普段忘れがちなことを再確認出来る場、それが私にとっての独立リーグです。

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