
第96回都市対抗野球大会(FINAL)
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篠山鳳明
2025年09月08日 06:07 visibility250
この男が徳島県の山間の当時強豪校と言われた池田高校の門を叩いたのは今から約40年前だ。
蔦監督と元で野球をやりたい。そして甲子園で活躍したい。その様な理由からであろうか?
彼その名前は梶田茂生である。
彼はその夢を第58回センバツ大会で叶えてしまう。
決勝戦の宇都宮南を7-1で退けて池田高校として春2回目の優勝を飾った。
その大会は新湊旋風が吹き荒れた大会だったと記憶している。
梶田はその後異色では有るが筑波大学に進学し、社会人の日本生命に入社し野球を続けた。
そんな梶田率いる名門『日本生命』が都市対抗で準決勝に進み岡崎市(三菱自動車岡崎)と対戦。相手にヒット6、四死球12を与え、スコアこそ1-2で有ったが完敗した。
『もう一個上に行きたかったが、甘くなかった』というコメントを残し黄獅子旗を授与され東京ドームを去った。
さぁ!今日は18時よりFINAL
岡崎市(三菱自動車岡崎)東海地区第四代表🆚春日井市(王子製紙春日井)東海地区第六代表の対決。
今大会は前回大会優勝の三菱EASTやENEOSやTOYOTAの優勝候補が相次いで敗れる中、この2チームが決勝戦まで勝ち上がってきた。
大会展望(公式ガイドブック 毎日新聞社 発刊)でも誰一人予想していない。
ましてや、第四、第六代表とちくの二次予選では下位、王子で言えばギリギリでの出場なのだ。
しかし野球とは毎回思うが面白いスポーツである。選手層が厚く、力のあるチームが必ずしも勝てるとは限らない。
トーナメントで最も大事なのは勢いなのではないだろうか?。
投手力の岡崎市🆚打撃力の春日井市とでも見るべきなのであろうか?。結末は全く予想がつかない。
さぁ地域の名誉と会社のプライドを掛けた男と男闘い。
最後選手に贈りたい言葉は
『お前がやらずに、誰がやる?』
両チームの健闘を祈る。
- 事務局に通報しました。
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