第26回中等學校野球優勝大會地区予選展望号(海草中学連覇なる)。

1940年(昭和15年)第26回全国中等學校優勝野球大會の地方予選展望号です。

 

第26回大会と言えば、太平洋戦争に日本が突入する約1年半くらい前の事で有る。

優勝は紀和代表の和歌山の海草中学が前年度の嶋清一投手に続き、真田重蔵投手を擁して優勝した大会で有る。

 

この時代からこうゆう雑誌が有ったと言うのは正直少しばかり驚きで有る。

まぁそれだけにこの時代も人々に対して中等野球は絶大なる人気が有った証である。

 

現在で言う高校名が旧制中等學校で記載されており、それもまた趣きが有って、一つ一つ調べて行くのも面白い。

 

例えば『岩手水産』って?何処なんだよ?。

まぁ岩手県と言えば水産高校は第54回大会に水産高校としては甲子園に初めて出場した宮古水産だ!。

 

また色々な発見が有る。

水戸商業では5年生で主将の砂押邦信氏がエースで、一塁をあの関白さんと言われた石井藤吉郎氏が3年で守っていた。砂押氏と石井氏が同じチームで野球をやっていたのだ。

 

また

滝川中学の別所毅彦投手の名前は毅彦ではなく昭だったのだ。

そして第56回大会東京代表の佼成学園を引き連れて甲子園へ出場した今西錬太郎氏も2年生、浪華商業で3塁を守っていたのもこの時代か?。

 

まだまだ色んな発見が有ると思う。

 

そしてこの雑誌は当時の各地方の予選大会に出場した全選手のフルネームが掲載されているのだ。

そして当時は参加校がかなり少ない。

 

私の出身地の秋田県で見てみると13校しかない。(本当に事実なのか?少しばかり疑問が湧く)。

 

もう少し

じっくりと眺めてみたいな。

そして1940年(昭和15年)にタイムスリップしてみたいと思う。

 

以上。

 

☆第26回全国中等學校優勝野球大會 地方予選展望号(朝日新聞社)より引用。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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