炎天下での観戦

  • Mr.black
    2015年07月22日 11:27 visibility1081

先日、世間一般では3連休でした。でも私はたった一日だけの休み。

まだ体調は100%ではなかったのですが、かと言って何もしないのも苦痛なので「近距離の日帰り遠征だけでもやってみよう」と思い立ちました。


訪れたのは愛知県一宮市。ここには一宮市営球場があり、高校野球愛知大会が行われていました。



正式名称は「平島公園野球場」ですが、一般的には「一宮球場」で通るようです。

チケット売り場の上に「一宮市営球場」という看板が追加で設置されていますね。



この日の第一試合は「一宮北ー東海商業戦」。

別途にレポートしますが、この球場のバックネット裏スタンドは視界が極めて不良。

なので3塁側の応援団席に陣取りました。こちらの方がはるかに見やすかったです。

なお、この球場には屋根は無し。日陰もほとんどありません。久しぶりに炎天下での過酷な観戦になりました。


「一宮北は地元なので応援が多いだろう。だからアウェーの東海商業を応援してあげよう」と思って3塁側に行ったのですが、そうしたら関係者と思われたのか父母会の方が来られて「応援ありがとうございます。これをどうぞ」とペットボトルの飲料・塩飴・タオルを渡してくださいました。今まで飲料をもらったことはありますが、塩飴やタオルまで用意してくださったのは初めてで驚きました。感謝いたします。(なお、タオルは最後に返却要でした。)



話を試合の方に向けます。

1塁側: 一宮北。 ↑

白無地ユニに濃紺基調のシンプルデザイン。

胸には筆記体で「Kitako」。その左上に赤文字で小さなロゴがありました。

判別出来なかったのですが、おそらく「ICHINOMIYA」と書いてあったと思われます。



3塁側: 東海商業。 ↑

校名から東海大系列校と思われるかもしれませんが関係はなく、公立の商業高校です。

こちらも白無地ユニに濃紺基調のシンプルデザイン。

胸には筆記体で「Tosho」。

両校とも似たデザインで遠目では判別しにくかったです。写真でよく見るとストッキングに若干の違いがあります。



到着時点では試合は既に始まっており、1-0で一宮北がリード。



東海商業は再三チャンスを掴みながらここぞというところであと一本のタイムリーが出ず。

徐々に応援席が焦り始めます。



結局「スミ1」が明暗を分けました。1-0で一宮北が逃げ切って勝利。

東海商業には悔いの残る敗戦でした。



ベンチ前で整列して相手の校歌斉唱を聞く東海商業。悔し涙を流す選手も。

夏はたった一つ負ければそこで終わり。球児の夢ははかなく消えます。



その一瞬の輝きを求めて各地をさすらう変わり者の私。

体調が完全でない中でなんと無茶をするのか。我ながら呆れるばかりです。

でも可能な限りその場で共有したいものがある。それが夏の高校野球というものなのでしょう。

そう言えば昨日は神宮球場の東東京大会で熱中症でお亡くなりになった方がいらっしゃったそうです。自分も気をつけなければ、と思います。


最後に東海商業の父母会の方々、ありがとうございました。

一緒に応援しましたが勝てなくてこちらも残念です。


第二試合は次回で書かせていただきます。



恒例のチケット写真。愛知大会は今年も600円でした。

日程の下に試合会場が列記されているのですが、赤丸で示したところにご注目。

「パロマ瑞穂」と書かれています。瑞穂球場がネーミングライツで「パロマ」と頭に付いているのです。そう言えば名古屋から一宮への道中で同社の工場を見かけました。調べたら名古屋市瑞穂区に本社があるのですね。


ちなみに一宮球場は「一宮(平島)」と表記されています。

愛知大会の試合会場は全部で10箇所。

チケットの列記順に「熱田・瑞穂・春日井・小牧・一宮・阿久比・刈谷・豊田・岡崎・豊橋市民」、です。この中で未踏破は豊橋市民球場だけとなりました。いつかチャンスがあれば訪問したいものです。

(熱田は未観戦ですが、訪問のみあり。)

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