女子マネの青春、終わる

  • Mr.black
    2015年07月23日 09:36 visibility1116

前回の続きです。

愛知大会の第二試合は「刈谷北ー知立戦」。2回戦です。




1塁側: 刈谷北。

白無地ユニにエンジ基調。胸には筆記体で「Karikita」。

ストッキングがエンジと白で松山商業と似たデザインです。




3塁側: 知立(ちりゅう)。

白無地ユニに濃紺基調。胸には筆記体で「Chiryu」。

中京に似たデザインです。



刈谷北の先発・牛島投手は足を高く上げるライアン投法。

伸びあがるようなモーションからかなりの速球が繰り出され、知立打線を抑えていきます。



知立のエース・浜投手はオーソドックスなオーバースロー。

こちらもそこそこ速かったものの、刈谷北の打線が割合捉えていました。



↑ かなりの数だった刈谷北応援団。



↑ 知立の応援団。刈谷北に比べるとやや少なめ。



序盤の雰囲気では刈谷北が押している感じでした。ところが3回、突如牛島投手の様子がおかしくなります。この回暴投を3回も続けて1点失います。

さらに5回途中で手当ての為一旦ベンチに下がりました。

その直前に指を気にしている素振りがあったので、爪が割れたとか血豆が潰れたとか、何かそういうアクシデントが起こったのかもしれません。

また、3回の急な変調はその時点で既に指がおかしかったのかも。



刈谷北の投手の変調で流れは知立に行きます。5回表に2点追加。ここで牛島投手は交代。(背番号20の高橋投手がリリーフ。)

知立は更に7回表にも1点を加えて4-0とリード。



刈谷北は7回裏に1点返しますが、反撃もそこまで。

結局4-1で知立の勝ち。



校歌を斉唱する知立の選手達。これで3回戦に進みました。



その校歌斉唱の間、ずっと顔を覆って泣いていた刈谷北の女子マネ。

夏の敗戦は球児の青春が終わるだけではなく、彼らと行動を共にしてきた女子マネにとっても「高校野球という青春の終わり」になるのですね。

でもこの思い出が一生の宝物になることを祈っています。


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