ストッキングの優勝ライン
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Mr.black
2015年11月21日 14:15 visibility3325
先日の明治神宮大会で香川・高松商業が初優勝しました。公立校がこの大会を制するのは1999年、第30回大会の四日市工業以来とのことです。
個人的に気になるのは神宮大会の優勝で高商のストッキングがどう変わるか?ということ。
高松商業は全国的な大会で優勝するとその都度ストッキングにラインを入れています。上はその写真。
白の2本ラインは夏の選手権2回優勝
赤の2本ラインは春のセンバツ2回優勝
黄の1本ラインは秋の国体1回優勝(←オレンジあるいは柿色っぽく見えていますが、部のHPでは黄色だそうです)
をそれぞれ意味しています。
今回の神宮大会も全国的な大会なので来年センバツに出てくる時にはおそらくラインを1本増やした姿でやって来ると思っています。ラインが何色になるのか?が楽しみでもあります。
個人的な予測では地色が濃紺なので明るめの青(あるいは水色)・グリーン・ピンクあたりだと思っていますが、さて?
「ラインが5本になってからなかなか増えない。いつになるのかな~」とため息をついておられた同校OBの方もきっと喜んでおられると思います。
<追記>
明治神宮大会優勝のラインは青になりました。
ところでこちらは慶応志木高校(埼玉)の写真。
ストッキングは白・紺・赤の3色ですが、このうちの白2本ラインにも意味があります。
ご存じの方もいらっしゃると思いますが、この白ラインは慶応義塾大の東京六大学リーグでの「完全優勝2回」を表しているのですね。リーグ戦無敗の完全優勝。いかに伝統校・慶応義塾大と言えども長い歴史の中でたった2回しか達成できていないという至難の業なのですね。
本来は大学だけが身につけるべきなのでしょうが、学校全体の連帯感を示す為か大学~小学校(幼稚舎)まで全ての野球部のストッキングにこの白2本ラインが入れてあるそうです。なので志木高校にも写真のように白2本ラインがあるのですね。
ところがネットで検索していて偶然見つけた面白いエピソードがありました。
慶応義塾高校の軟式野球部だけが違うデザインのストッキングを着用しているというのです。同部の白ラインは1本だけ。これには意味があり、「軟式野球部の全国大会1回優勝」を表しているらしいです。
夏に兵庫の明石と高砂で行われる軟式の全国大会。慶応は昭和39年(1964年)の第9回大会で全国制覇を達成しており、その誇りを伝承する為にこの部だけが1本ラインにしているということです。それもそうですね。大学が得た栄光ではなく、自分たちが掴んだ栄光を伝承するというのは妥当なことです。
(なお、当時の大会会場は大阪の藤井寺球場。決勝の相手は静岡商業。スコアは3-0。)
このようにストッキングのデザイン、特にラインに意味を持たせている学校は時々あります。
今後もしまた新しい情報を手に入れたら紹介させていただこうと思っています。
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