やまぶきスタジアム (岩槻川通球場)

  • Mr.black
    2016年10月18日 11:06 visibility4264

先日大学野球「東京新大学リーグ」を観戦したのはさいたま市岩槻区の「やまぶきスタジアム」でした。

正式名称は「岩槻川通公園野球場」で愛称が「やまぶきスタジアム」です。

(「岩槻」・「川通公園」と区切ります。)



公共交通機関利用では行きにくい場所です。東武野田線の「東岩槻駅」からタクシーでないと行けません。(徒歩だと30分くらいかかる様子でバス便はありません。)

このタクシーに乗車の際、「岩槻球場」とだけ言うと違う場所に連れて行かれるケースもあるようなので要注意です。同地区に「岩槻球場」が古くからある為です。



こちらの球場は2004年の国体に向けて建設された新しい球場で、タクシーで向かう時には「やまぶきスタジアム」あるいは「川通公園球場」と伝えた方が分かりやすいとのことです。




球場正面の表示や石碑も「やまぶきスタジアム」。旧・岩槻市の市花がやまぶきだったことから命名されました。



内野クレー、外野天然芝。

両翼95m、センター122m、と比較的広い球場です。

国体では軟式野球の会場だったのですが、元々あった「岩槻球場」の老朽化を考慮して「この際、新しい硬式対応の野球場を作ろう」となって広めのグランドにしたとのことです。




スタンドはバックネット裏が背もたれ付きの個別席。各列の両端だけがグリーンの座席という面白い配色です。

それ以外の内野は長イス。外野は芝生席。

全体の収容数は約3,300人。

スタンドが小さいので打球が外に飛び出さないように高い防球ネットがあります。それでも時々打球が場外に出たので車を止める場所の選定には注意が必要かもしれません。



欠点は視界の悪さ。1・3塁側はフェンスが高く、支柱や網目が気になります。


照明は菱形という珍しい形状で6基あり。

ただし小ぶりだったので照度は弱いかもしれません。



スコアボードは磁気反転式。

表示が白なので見やすかったです。このタイプで表示がグリーンの球場が結構ありますが、概ね見づらいので白がベストだと思っています。




ブルペンは隔離式。このスタイルの方がいいでしょう。



やはり近年の規格ですね。車いす用のスペースが作ってあります。



せめてバス便があればいいのですがね・・・。基本車でないと行きにくい球場です。


高校野球埼玉大会や関東圏の複数の大学リーグ戦で利用されていますのでもうちょっとアクセスが何とかならないものかと思います。

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