最後の最後で雨に笑った今期  突発的な遠征

  • Mr.black
    2016年11月01日 11:41 visibility470

今年はシーズン通して雨や台風などに悩まされることが多かったです。

でも最後の最後で雨に助けられて予定外の遠征が出来ました。ご褒美をいただいた感覚です。(当初の予定では10月上旬の埼玉遠征が最後のはずでしたが。)




突発的な遠征で訪問したのは山口県の宇部市。ここに宇部球場(ネーミングライツで現在は「ユーピーアール・スタジアム」)があり、中国地区の秋季高校野球大会が行われていたのです。

本来この日は試合が無かったのですが、雨による順延で急遽試合が組まれ、見たい試合があったので日帰り弾丸遠征することにしたのです。

雨に泣かされることもあれば、雨のお蔭で観戦することも出来る。今期は苦労しましたが、トータルではトントンになったような気がします。



この日の第一試合は「鳥取城北ー米子松蔭戦」。




1塁側: 鳥取城北

ここのところ甲子園によく出てきており、もはやお馴染みの学校ですね。

濃紺縦じまユニ。胸に「JOHOKU」。





3塁側: 米子松蔭

旧校名の「米子商業」(通称:「べいしょう」)の方が有名でしょうね。



一時期は濃紺基調ユニだったようですが、現在は米商時代の紫基調に戻しています。

ユニはアイボリー。胸には「SHOIN」。




試合は両投手のテンポが良く、非常に早い展開でした。

そんな中、松蔭はミスが中盤に出てそれが失点に繋がってしまいました。






松蔭は継投に入り、失点を3点で留めましたが、打線が好機であと一本出ずじまい。

結局3-0で城北の勝ちでした。これでベスト4進出。



松蔭は打線を強化する必要があると感じました。また、守備も鍛え直しが必要でしょう。

一方の城北はそつのないチームという印象。隙の有無が勝敗になったと思いました。



これはトーナメント表ですが、実は中国地区は非常に面白い状況になっていました。

この日は準々決勝が宇部と下関の2会場で行われていたわけですが、全てのカードが偶然「同一県対決」になっていたのです。


宇部球場側

「鳥取城北ー米子松蔭」:鳥取同士

「市立呉ー広島新庄」:広島同士


下関球場側

「華陵ー山口鴻城」:山口同士

「創志学園ー関西」:岡山同士


(※)島根勢は初戦で3校とも全滅。


つまりこの準々決勝で負ければ「地域性で浮かび上がる機会」は完全にゼロになってしまうわけです。(ベスト4でも当落ギリギリラインですからね。)



それは選手自身が一番分かっていることですね。松蔭の選手の中には敗戦後ガックリする姿がありました。

鳥取では見た感じ城北が1枚上手のようでした。その壁を破る為にこれから猛練習ですね。


第二試合は次回で。



最後に恒例の入場料チェック。(笑)

中国地区大会は500円でした。割安。おそらく山口県大会も同じでしょう。



パンフも500円でした。

下の写真の大きい方が今回のメイン会場の宇部球場。小さい方はサブ会場の下関球場。


以前中国地区大会で山口県に訪れた時はメインが周南球場(現:津田恒美スタジアム)、サブが西京球場でした。

春秋の地区大会の会場は固定されている県と都度替えている県があります。山口は県内でローテーションを回しているのかもしれません。

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