辿り着けなかった野球場 その1(中間球場)

  • Mr.black
    2014年07月08日 14:26 visibility526

台風接近のおり、皆様いかがお過ごしでしょうか?

いつもとちょっと違う切り口になったのは私自身が今回の台風絡みでひどい目に遭ったからです。(苦笑)
 
今夏の高校野球地方大会遠征の第一弾として福岡に行きました。
ところが台風の影響で梅雨前線が発達。大雨で予定されていた試合が全て中止となり、久しぶりの空振り遠征で終わってしまいました。
 

 
日曜日の仕事上がりの後、新幹線で小倉へ移動。既にこの時から雨がひどかったのですが、何しろホテルを予約&新幹線のキップを前売りで既に取得していたので強行しました。
「ここまで準備したのにキャンセルし、もし試合が強行されたら悔しい」と思い、ダメもとで出発しました。
上は宿泊した小倉駅前のアパホテル。
実はこのホテルで一年半前に宿泊しましたが、その時は「ブルーウェーブイン」という名称。つまりオリックス系のホテルだったのです。それがいつの間にかアパホテルに変わっていました。ホテル経営も大変なんですね。
このホテル、駅から近いのと価格が手ごろなので2回目の利用でした。もしまた小倉に行くときには利用しようと思っています。
 


今回のテーマは「利用頻度の少ない球場探訪」。
小倉だと通常は「北九州市民球場(旧:小倉球場)」での観戦になるでしょう。
そちらの方がNPB利用の球場であり、県大会のメイン会場でもあるほど立派なスタジアムです。
でも変わり者の私は「誰もが行く球場よりも使用頻度の低い会場を見てみたい」と思い、小倉駅から近くてアクセスの良い北九州球場ではなく、40分程度電車移動しないといけない「中間球場」を目指しました。
 
調べると今大会で中間球場が使用されるのはこの日たった一日のみ。
もし次回福岡に来ても観戦するチャンスは無いかもしれません。そこで写真の電車で移動。球場最寄りの「筑前垣生(ちくぜんはぶ)駅」までやって来ました。
しかしながら「垣生」と書いて「はぶ」と読むとは地名は難しいですね。
行く前には「かきふ」か「かきぶ」と読むと思っていました。
 

 
この駅へ行くには小倉から直通の電車もあるようですが、通常は途中の「折尾駅」で乗り換えという少々面倒くさい行程です。
この折尾駅の構造がややこしくおまけに乗り換えの時間も僅か。土地勘が無い大阪人なので構内の移動にもたつき結構際どかったです。便数が少ないので一本乗り遅れると大変。焦りましたが何とか乗り換え完了。
 


しかし・・・・・筑前垣生駅に着いた途端、もの凄い豪雨になり、おまけに雷が地響きするくらいの轟音を立て始めました。
中間球場はこの駅から徒歩5~6分程度の近さ。最初の計画では「仮に雨で試合中止でも頼んで球場見物だけでもさせてもらえれば御の字」と考えていました。
 
でもそんな考えを吹き飛ばすぐらいの稲光と轟音・豪雨。ひとつは近くに落雷したのじゃないかと思うくらいの凄まじさ。駅のICカード読み取り機(写真左側)がこれでダウンしました。
さすがの球場バカもこれにはタジタジ。
グズグズしていると落雷で電車がストップする可能性もあり、諦めて引き返すしか方法はありませんでした。
 
過去雨天中止は何度も経験していますが、遠征して球場の姿すら見ずに引き返したのは今回が初めて。何とも悔しい結果となりました。
 
でもそれは結果論。
もし天候がもう少しマシで試合が行われていたらキャンセルしたことを生涯悔いたかもしれません。
「チャレンジしての失敗だ。仕方がない。もう中間球場を見るチャンスは無いかもしれないがそれもめぐり合わせ。この球場と縁があればまた来れるかもしれない」そう思って引き返しました。
 
無事これ名馬。単身遠征だったので妻も心配していましたが早めの帰宅で安心した様子。
 

 
お土産はこれ。有名なのでご存知の方も多いでしょう。
「めんべい」という辛子明太子味の煎餅です。
明太子のほかにタコとイカも入っているようです。(買うのは初めてでまだ食べていません。)
 
もう少しだけ遠征話があるので次回までお付き合いください。
sell遠征記

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