思いがけない再訪
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Mr.black
2014年07月22日 11:37 visibility650
先日の土日祝は世間様は3連休。基本自分には無関係のはずでした。
ところが日曜日の後半から休みが取れました。当初の予定では仕事上がりの日曜夜に名古屋へ移動して翌日高校野球愛知大会を観戦するつもりでしたが、「これならばすぐに移動すれば1試合だけでも余分に見られる」と思い、急きょ新幹線に飛び乗りました。
ただ予定外の行動には「想定外」のことが起こるもの。土曜日の大雨で日程が狂っており、この日曜日は「前日中止になった試合のみ行われる」ということを現地に着いてから知ったのです。土曜日の日程をちゃんと消化出来た球場の分だけは予定通りやってくれても良かったと思うのですがね。それらの球場ではこの日は全く試合なしでした。(涙)
午前中しか試合がない場所は既に終了しているので選択肢が狭まり、岡崎か刈谷の2択になってしまいました。移動距離と時間を考え、近い方の刈谷を選択。ここでは今春試合観戦しましたが、まさか再訪出来るとは思いも掛けませんでした。野球場との縁は不思議なものです。
春は地区大会だったので観客はチラホラでしたが、さすがに夏は特別ですね。いっぱいのお客さんでした。
観戦したのは「豊橋南 VS 一宮興道」。
1塁側: 豊橋南(以下、豊橋と表記)。急遽の観戦なので予備知識は全く無しです。これもある意味遠征の醍醐味かもしれません。
白無地ユニに濃紺基調のシンプルデザイン。
胸には筆記体で「Minami」。帽子のマークも筆記体調の「M」。
その後調べると1972年に創設された県立校で、1997年夏の第79回大会では愛知大会準優勝歴があるそうです。(その時の優勝は豊田大谷)
<追記>
「豊橋南」としての創設は1972年なのですが、それ以前に時習館高校の分校だった時代があるようです。
3塁側: 一宮興道(いちのみや こうどう)。こちらも予備知識全く無し。以下、興道と表記。
こちらもその後調べると1983年創設の県立校ということでした。最初は校名から私学かと思いました。
興道も白無地ユニに濃紺基調のシンプルデザイン。
マークは左胸に漢字縦書きで「興道」。「ダイヤのA」の青道高校っぽいですかね?(読んでいないので自信ありませんが。)
ストッキングに青の3本ライン入り。
帽子・ヘルメットのマークも青。(マークは飾り文字の「K」)
興道のエースは左腕。
球速はストレートが平均100~110kmくらい。変化球は更に遅く80~90km台。ノラリクラリ投げて相手を打ち取る典型的な軟投派でした。
豊橋サイドからは「嫌なタイプだな~」という声が。
対する豊橋のエースは力投タイプ。130km後半のストレートでグイグイ押し、時々は140km台も出ていました。好対照でした。
試合は豊橋が興道の投手を捉えて2回に3点を先制。この回は長打が連続して怒涛のような攻撃でした。
しかしそれ以降は軟投派投手の術中にはまった感じでなかなか追加点を獲れません。
徐々に豊橋の投手も打たれだし、同校にとっては嫌な雰囲気になっていきます。
興道の応援スタンド。愛知はブラバン応援が出来るのですね。
大阪は直近は知りませんが、今でもたぶん禁止のはずです。(石頭の府高野連。苦笑)
嫌な流れでしたが剛腕・白川投手は最後まで崩れませんでした。結局3-0で見事な完封勝利。
地方予選では時々こういう予想外の速球派投手に出会えることがあるのが収穫です。どこまで勝ち上がるのか楽しみなチームでした。
↑ 刈谷球場のスコアボード右端にはスピードガンがあり、この日は表示されていました。
勝った学校の校歌斉唱がある県と無い県がありますが、愛知はありました。
私の地元大阪は昔は無かったのですが、今はあります。
肩を組んで校歌を歌いながら左右に揺れる豊橋南の生徒たち。
校歌斉唱はこういう一体感を生み出すのであった方がいいと思います。
前回は春だったので茶色かった芝生が鮮やかなグリーンに。
暑さには参りますが、やはり夏はいいですね。
続き(翌日の観戦)は次回で。
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- 事務局に通報しました。
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