生まれ変わるナゴヤ球場
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Mr.black
2010年03月03日 16:54 visibility3495
今回からは名古屋の野球場徘徊記を。
3箇所回ったわけですが、まず最初はナゴヤ球場です。
かつては中日ドラゴンズの一軍本拠地だった同球場。ナゴヤドームが完成して以降は二軍専用の球場になっています。
1998年(平成10年)にレフトスタンド、バックネット裏2階、3塁側上段、そして照明塔が解体&撤去されてスタンドの規模が縮小されました。またスコアボードも変わりました。
そして今回、二度目の大改修工事が行われており、さらにスタンドが縮小されるようです。
この工事内容は
正面入り口の外装リニューアル、
バックネット裏スタンドの改修(内部設備の改修を含む)、
1塁側及びライトスタンドの一部撤去、
だそうです。
これにより収容数は昨年までの11,106人から4,883人になるそうです。(約44%に減少)
なお、グランドは現状のままということらしいです。
工事の竣工は4月下旬の予定。
興味深いのはスタンドが一部撤去されたことにより、その下にあった1948年(昭和23年)「中日球場」が建設された当時の間知石(けんちいし)構造が露わになることです。
(注:建設当初の名称は「中日球場」または「中日スタジアム」。球場の経営破綻後に「ナゴヤ球場」という名称になる。)
実際に私が見分に行った時には昔の石造り構造が見えていました。
現在の耐震基準を満たすようにスタンドを補強しつつ、開場当時の姿に近づけるという今回の改修工事。はたして竣工後にどんな姿になっているのでしょうか?
もし工事明細の通りに中日球場建設当初の間知石構造のスタンド外観にするのであればこれは一見の価値があるのではないかと思います。
今期ナゴヤ球場のウェスタン中日戦をご観戦される方はこの辺りもチェックされてみてはいかがかと思います。
1塁側スタンド。一部が取り壊されています。鉄塀の向こうに少し見えているのが間知石構造ではないかと思います。
かなり亀裂などが入っていましたが、この後どんな工事が行われるのか興味深いです。
こちらはバックネット裏のスタンド。
補強工事が行われているようです。
スコアボードは現状のままのようです。
個人的には一軍がいる間に観戦しなくて後悔が残っている球場です。(涙)
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